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吉本興業 漫才 紳助竜介

紳助竜介【暴走族】

更新日:

紳助竜介『プロフィール』

お笑いコンビ(吉本芸人)紳助竜介

右:島田 紳助(しまだ しんすけ)
本名:長谷川 公彦〔はせがわ きみひこ〕
生年月日:1956年3月24日
ボケ担当。
コンビ解散後はタレントとして活動していたが、2011年に自らの不祥事の責任をとって芸能界を引退。

左:松本 竜介(まつもと りゅうすけ)
本名:松本 稔〔まつもと みのる〕
生年月日:1956年4月6日
ツッコミ、合いの手担当。
紳助に誘われるまでは、吉本の劇場・花月の進行スタッフだった。コンビ解散後は事業家へ転向したものの借金を抱え、晩年は自己破産を申し立てるなど経済的苦境をかかえた。2006年4月1日に脳幹出血のため死去。

https://ja.wikipedia.org/wiki/島田紳助・松本竜介より引用



笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』

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漫才『書き起こし』と『ボケの種類』

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竜介「よろしくお願いします」

紳助「えー紳助竜介でございましてね」

竜介「ありがとうございます」

紳助「えーもうやたら騒ぐな、やたら。なんで東京の客たちは騒ぐんだ」

竜介「睨んだってどないすんねやな」

紳助「なんでこんだけいて1人だけ紳助と言うねん 自虐ボケフリ)」

竜介「うん」

紳助「なんかすごく人気がないみたいや自虐ボケフリ)」

竜介「どないやねんお前、騒いでほしいねんそれやったら」

紳助「そらやめとけやめとけ、てバッと騒いでみ?うわっ!すごい人気やなと思うのに。陰で紳助っとこう恥ずかしそうに言うてみ、なんかすごく頼んでるみたいな気がするんだ自虐ボケ)」

竜介「アホか、いにこもってどないすんねんそんなもん」



紳助「そうですか。もう僕らも今日また大阪から来ましてね。もう最近やっぱ紳助竜介も勉強してまして」

竜介「もう色々とね」

紳助「もう色々と勉強して、今まで新聞読まへんかったもんが新聞読んでね」

竜介「読み始めてね」

紳助「もうそれ新聞なんか見てても暗いニュースばっかりやねほんまに」

竜介「嫌なニュースばっかりやほんま」

紳助「ほんま明るいニュースあった言うたら、ほら昔ちょっと昔やけどありましたわ。東京で1億円拾た言うのね」

竜介「あ、拾て届けたやつ」

紳助「そう、あんなニュースやっぱ明るいね。パッと見ててもね、こう他人事とは思えへんね。もし自分が拾たらどうしようとかね」

竜介「ま、夢があるわな」

紳助「そう。もし竜介、道歩いとってパッと1億円落ってたとせえや」

竜介「おん」

紳助「お前やったらどうする?」

竜介「そらやっぱ警察届けるがな」

紳助「警察?」

竜介「いや、国民の義務やがな」

紳助「義務?」

竜介「いや」

紳助「しらこいやっちゃわーほんま」

竜介「いや、しらこいってなんやそれ」

紳助「どう思う?警察届けるやてお前」

竜介「え」

紳助「なんでそうやってお前ばっか善人ぶんのお前裏切りボケフリ)」

竜介「善人ぶるてあんた。ほな君どないすんねやな」

紳助「俺やったらそんなんせっかく拾たもん警察なんか持ってくかい裏切りボケフリ)」

竜介「届けへんの?」

紳助「俺やったら、まあ、あの、恵まれない施設に持っていってやなーお前、」

竜介「おん」

紳助「門の前に名前も告げず置いとくねん」

竜介「おん」

紳助「ほんで壁にタイガーマスクて書いとくねん」

竜介「お前、なに考えとんねんそれ」

紳助「かっこええやないかお前」

竜介「お前、しょうもないもんに憧れすぎやねんそれ」

紳助「かっこええで。それでタイガーマスクてそれだけではあかんで裏切りボケフリ)」

竜介「それだけではあかんの?」

紳助「その横に小ちゃい字で書いとくねん裏切りボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「体弱いねんてな裏切りボケ)」

竜介「あほか」

紳助「俺て分からなあかんやないか。分からな意味ないやないか裏切りボケ)」

竜介「お前が善人ぶっとるやろ。それやったらそんなもん」



紳助「せやけど、やっぱ暗いニュースが多いわほんま」

竜介「その方が多いわほんまにね」

紳助「もう日曜日、月曜日の朝刊言うたら、もう載ってるの決まったあんね」

竜介「なんや?」

紳助「もう暴走族のニュースやほんま」

竜介「あ、そればっかりやほんまにね」

紳助「最近無茶しよんねほんま」

竜介「やることひどなっとんねほんま」

紳助「もう一方通行反対走るわね、一般人殴るわ、交番襲うわ、」

竜介「ほんまに」

紳助「おまけに24時間営業の店入ってね、金盗んでまんねんで」

竜介「泥棒やでそんなもん」

紳助「そんなん強盗やがな。こんなニュース聞いてやっぱ僕らも24でしょ?裏切りボケフリ)」

竜介「ほん」

紳助「大人の感覚でしょ?裏切りボケフリ)」

竜介「そうそう」

紳助「もう僕なんかもう嬉しいねほんま。たまらんね血が騒がへん?裏切りボケ)」

竜介「訴えるなお前」

紳助「ほんま」

竜介「世間に訴えてどないすんねんそれ」

紳助「皆んなも走ろうよ、ええやないか過剰ボケフリ)」

竜介「誰がお前に暴走族のキャッチフレーズ言え言うとるねんそんなもん」

紳助「ええやないか。単車持ってへんもんは自転車でもええやないか過剰ボケフリ)」

竜介「あほか」

紳助「走ろうよ。乳母車でもええやないか過剰ボケ)」

竜介「なんやねんそんなもん。あんななー暴走族、皆んなで無くさなあかんねんあんた」

紳助「なんで暴走族悪い、悪い悪い皆んなが言うやろ?」

竜介「おん」

紳助「せやから新聞とか書くからな、皆んな悪いと言うイメージがあるだけやねん」

竜介「そんなん、あんなん悪いであんなもん」

紳助「どこが悪いねん」

竜介「例えばやな、夜中じゅうブーブー、ブーブー走り回ってやでリアルボケフリ)」

紳助「おん」

竜介「やかましいて寝てるもん寝てられへんやないかリアルボケフリ)」

紳助「そんなん暴走族だけちゃうで。うっとこのオカン寝てみ、イビキかくわ、歯ぎしりするわで寝てられへんやんけリアルボケ)」

竜介「お前なんの話してんねんそれ。それがや例えば走り方でもそや」

紳助「なんや」

竜介「人間言うのはハンドル持ったらルールを守らなあかんねん」

紳助「ルール」

竜介「せやのに無茶な走り方して、よお事故起こしてるやん。頭から血流したりね大げさボケフリ)」

紳助「頭から血?頭から血?そんなん頭から血流したら皆んな暴走族かお前、大げさボケフリ)」

竜介「いや」

紳助「そんなん馬場でもブッチャーでも流してるやろ大げさボケ)」

竜介「あれは仕事やがな」

紳助「馬場あいつヤンキーかほな大げさボケ)」

竜介「知らんがなそんなもん」

紳助「何いうてんねん、41であんなオッサン暴走するかあほ」

竜介「せえへんわ。誰もそんなこと言うてへん。それがこないだこんなことあってんどお前」

紳助「どんなんや?」

竜介「走ってる暴走族がな」

紳助「おう」

竜介「止めよう思て交通機動隊のお巡りさんが道で止まれ言うた瞬間、引かれて死んだのお前、こんなんどないすんねん?失礼ボケフリ)」

紳助「かわいそうやな」

竜介「ちゃうちゃう、ちゃうがな。いや、かわいそうなんは分かっとんねんにゃ、な?どないすんねん言うてんねん失礼ボケフリ)」

紳助「どないすんねんもこないすんねんもお前、死んだもん葬式あげなしゃあないやろ失礼ボケフリ)」

竜介「そら、あげはるわいや、ほっといてでも」

紳助「そんなもん死んだまま道置いといたら怒りよんど。みな来たらそんなん燃えないゴミに出して言わはるやろ失礼ボケ)(リアルボケ)」

竜介「なんでや。水曜日に出してる場合かそんなもん。アホなこと言うなそんなもん。せやからあんな暴走族、皆んなで無くさなあかん言うてんねん」



紳助「そんなことない。最近、芸能界でもそやんか、ね?暴走族の奴の方が出世してんねんでリアルボケフリ)」

竜介「あ、そんなことあるかいなお前」

紳助「なんでか言うたらやっぱ世の中の生き方知っとんねんリアルボケフリ)」

竜介「あ、生き方?」

紳助「要領がええ要領が。例えばサラリーマンなってもやでリアルボケフリ)」

竜介「なって」

紳助「課長ぐらいにカンカン怒られるやろ?リアルボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「ほんじゃその場は謝りよんねん、あーすいませんでした言うといてリアルボケフリ)」

竜介「お」

紳助「家帰って酒飲んだら、あのボケ、なんぼのもんー、発散の仕方を知っとんねんリアルボケフリ)」

竜介「あ、色んなとこで」

紳助「まじめな奴あかんで、カンカン怒られたら、あ、すんません。カンカン、あ、すんませんすんません。あーアカン、俺もうダメだダメだダメだ。あー刺そうと思いよんねんリアルボケ)」

竜介「どんな人間やねんあんた」

紳助「ほんまやないか」

竜介「そんなことない。それはなお前らみたいな落ちこぼれの考え方、いわゆる私立高校の考え方、嫌味な底辺のね、ねたみ、ひがみ、アホ、三拍子揃った考え方や」

紳助「お前、自分の立場不利なったら私立、私立言いやがってお前。私立でも俺んとこ普通科じゃアホ」

竜介「普通科が何や」

紳助「お前ら工業高校言うたらお前、公立の中でもベッタやないかお前は失礼ボケフリ)」

竜介「ベッタやあれへんわ」

紳助「せやないかお前。工業高校、テストなんかあらへんやないか失礼ボケフリ)」

竜介「あほか、テストあったがな」

紳助「あるかお前、工業高校の入学テスト受けまっしゃろ?失礼ボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「で机の上に鉄板出まんねん。で手で曲げてね、上手い事ちりとり作ったら合格、言うとったど失礼ボケ)」

竜介「そんなテストあるかいな、ちゃんとあったわ。お前のとこ内だけやろ?な、言うたら面接だけやろ?」

紳助「あ、アホか」

竜介「面接だけで」

紳助「きょうび面接だけで入れる高校なんかあるか。お前はなんで、ほなうっとこ何かい?校長面接で愛想良かったら受かんのか?ニコッよろしくね、愛想ええがな」

竜介「そんなんちがうがな」

紳助「入れるかそんなん」

竜介「テストあったんか?」

紳助「テストあったわ。お前のとこよりも難しいで。うっとこらお前自虐ボケフリ)」

竜介「そんなんあんの?」

紳助「うちら数学なんかお前のとこより難しい。お前らの簡単や、工業高校なんて数学、自虐ボケフリ)」

竜介「え、なんで?」

紳助「これ問題がこっちに書いたあんねん自虐ボケフリ)」

竜介「お」

紳助「こっちに空白の欄があんねん自虐ボケフリ)」

竜介「そうそうそう」

紳助「で考えて答えを書くんやろ?自虐ボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「こんなん1番簡単な問題やないか自虐ボケフリ)」

竜介「いやいや」

紳助「何にも悩まへん、迷わへんやないか自虐ボケフリ)」

竜介「ま、そらそうやな」

紳助「俺らもっと難しいで自虐ボケフリ)」

竜介「違うの?」

紳助「俺らこっちに問題あるやろ?自虐ボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「こっちに答えあるやろ?線で結ぶねんでお前自虐ボケフリ)」

竜介「なんやお前それ」

紳助「あほ、難しいやないか。迷うやないか。どう結ぶとお前、いやこう、いやこう、いやこうやろな。先生の心理を読まなあかんねんで自虐ボケ)」

竜介「読まんでええわそんなもん。そんなんテスト受ける以前の問題やそんなもん」

紳助「なんでや?」

竜介「なんで立派な奴、ちゃんと勉強しとけ言うねんそんなもん」

紳助「アホ、勉強できてん俺、数学は苦手やってん。理科は得意や理科はスカシボケフリ)」

竜介「理科できんのか?」

紳助「ほんまや」

竜介「ほんま、ほんじゃ今俺が問題出すしそれに答えられるか?」

紳助「言うてみ言うてみ」

竜介「ほなら日本にはな、春夏秋冬と言う四季があるやろ?」

紳助「四季」

竜介「ほなこの四季はなんでできるか分かるか?」

紳助「お前しょうもないこと聞くなお前はスカシボケフリ)」

竜介「いや」

紳助「しょうもないレベルの低い質問やでお前スカシボケフリ)」

竜介「いや」

紳助「お前分かってんのかお前?」

竜介「知ってるよ」

紳助「ほな俺も知ってる。ほなええやないかあほかスカシボケ)」

竜介「違うがな。俺は知ってるわい」

紳助「そうや、お前知ってんねやろ?」

竜介「おう、ほんでお前は?」

紳助「知ってるやないかお前スカシボケ)」

竜介「いや」

紳助「どこに問題があんねんお前スカシボケ)」

竜介「え」

紳助「質問というのは、1人が分かって1人が分からんもんに質問が成り立つねんでスカシボケ)」

竜介「そうそう」

紳助「俺らの場合は2人とも知ってんねんスカシボケ)」

竜介「おん」

紳助「こんなハッピーな事はない。ハンドインハンドやないかお前スカシボケ)」

竜介「俺らはアリスかあほ」

紳助「え?」

竜介「違うがな。俺が言うてんのは、俺は知ってんねや」

紳助「そやろ」

竜介「お前が知ってると思うねん」

紳助「おん」

竜介「ほんでお前はその知ってる言うのは、こっちに伝わってけえへんねや」

紳助「そうか」

竜介「おん」

紳助「ほないけいけ、、来た?」

竜介「行くかそんなんで、なんでこんなんで行くねんアンタ」

紳助「あほかお前」

竜介「ちゃんと答えちゅうねん」

紳助「アホらして答える気せんねん。質問のレベルが低いねんお前は、春夏秋冬なんで四季があんねんて、キレボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「そんなん決まってるやん。ずっと冬やってみ熊、冬眠したままやないか」

竜介「ものすごい単純な発想やないかそれ。あほかお前、四季というのはな、」

紳助「はい」

竜介「太陽の周りをやな地球が傾きながら1年かかって周るから四季ができんねん」

紳助「やらしいわこいつほんまにーレボケフリ)」

竜介「なんで?」

紳助「またかしこぶってお前はーレボケフリ)」

竜介「いやぶってへん」

紳助「習ろたこと全部出しやがってほんまにー。太陽の周りを1年がかりに、レボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「地球が傾きながら周るから四季ができるレボケフリ)」

竜介「そう」

紳助「お前見たんかー?お前、お前見てきたんかお前キレボケ)」

竜介「見てないがなそれ」

紳助「お前の言い方、今ここで見てきたん俺に伝えてるみたいな言い方やないか。やらしいわーレボケ)」

竜介「いや見てないけど、常識問題やそんなもん」

紳助「あほか」



竜介「お前こんなもん分からんのに、よお高校卒業できたな?」

紳助「アホか。アホはアホなりに点の取り方があんにゃないか自虐ボケフリ)」

竜介「アホなりの点の取り方てどんなんやそれ」

紳助「あんねやー。テスト前になるやろ」

竜介「おん」

紳助「ほな普段勉強しいひん俺がな、勉強したフリすんねん自虐ボケフリ)」

竜介「おん」

紳助「先生とこ行って。先生、数学今度まじめにやろう思うねん。おう。先生やる気なったかって来よるやろ自虐ボケフリ)」

竜介「おう行くよ」

紳助「先生、テストの問題教えて言うやろ自虐ボケフリ)」

竜介「ん」

紳助「で教えへんて言いよるけど、先生も人間や自虐ボケフリ)」

竜介「あぁ」

紳助「顔の表情見んねん」

竜介「ん」

紳助「先生、この問題あるやろ、これ俺どうしても分からへんねん自虐ボケフリ)」

竜介「聞いて」

紳助「もうこれ出えへんなテスト、もう出えへんなもう、俺これほるわ。もうやめるわ。な、なら先生がそんなことないお前やっとけよ。これは出るなーこれは出るぞー自虐ボケ)」

竜介「くさい人間やなーお前」

紳助「こんなもんやでお前ー」

竜介「どんなもんやであれ」

紳助「先生これはこれは。もうこれもやめとこか。んーまあええけど暇あったらやっとけよ。これは出えへんなーこれは出えへんなー自虐ボケ)」

竜介「お前なんちゅう人間性やねんそれ。お前よおそんなくさい性格で友達怒らへんかったな」

紳助「友達?友達なんか関係ないやないかお前。自分さえ偉かったらええやないかー」

竜介「偉いて」

紳助「出世したらええねやないか」

竜介「あほか。高校時代の友達は大事にせなあかんがな失礼ボケフリ)」

紳助「甘いな。こいつは考えがお前は」

竜介「甘いて」

紳助「友達、そんな上辺だけやで皆んな、失礼ボケフリ)」

竜介「上辺だけて」

紳助「そんなんしてても皆んな、上辺だけやでー失礼ボケフリ)」

竜介「皆んな友達?」

紳助「サーファーでもそやないか」

竜介「何が?」

紳助「海行ってサーファー仲間や」

竜介「おん」

紳助「海には友達で行くやろ、」

竜介「皆んな集まるわ」

紳助「な?んで大きい波が来るわ、板が飛んでくるわ、頭に刺さるわ、血出るわ、おい大丈夫け?はよ、おい救急車呼んだれやって言うてんのわ、その場だけやん失礼ボケフリ)」

竜介「そん時だけ?」

紳助「上辺やん。家帰ってみ?おかんな、今日なあいつの頭に刺さって血出てんねん、ハハッ、でしまいやん。ほんまやで失礼ボケ)」

竜介「笑いで終わりかいそれ」

紳助「暴走族でもそうや」

竜介「暴走族?」

紳助「暴走族、単車でビャー走ってるやろ?」

竜介「走っとるわ」

紳助「電信柱当たるわ、頭割れるわ、脳ミソ出るわな」

竜介「おう」

紳助「死ぬわ」

竜介「ふん」

紳助「かわいそうにあいつ死んでしまいよったー、ええ奴やったのにー、言うてんのはその日だけやで失礼ボケフリ)」

竜介「その日だけ」

紳助「3日もしてみい友達の家行って、あいつこないだ頭割れてなお前、なんぼ気色悪かったお前ー失礼ボケ)」

竜介「もうええわ」



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