サンドウィッチマン『プロフィール』
1998年9月に結成
(左)伊達みきお
【出 身 地 】宮城県仙台市
【生年月日】1974年9月5日
【血 液 型 】A型
【サ イ ズ 】身長 170cm 体重 88kg、B 110cm W 100cm H 109cm、足のサイズ 27.5cm
【 趣 味 】高校野球予想、Vシネマ鑑賞、各地方の旨いモノを巡る
【 特 技 】野球、生卵とゆで卵を見分けられる、お好み焼き作り
【 資 格 】普通自動車、福祉用具専門相談員(右)富澤たけし
【出 身 地 】宮城県仙台市
【生年月日】1974年4月30日
【血 液 型 】AB型
【サ イ ズ 】身長 170cm 体重 86kg、B 110cm W 102cm H 114cm、足のサイズ 27cm
【 趣 味 】スポーツ観戦(プロ野球、サッカー、バスケット、NFL)
【 特 技 】スポーツゲーム、寡黙
【 資 格 】普通自動車免許、普通自動二輪免許、全商英検2級【 役 職 】みやぎ絆大使、東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使、ベガルタ仙台仙台市民後援会名誉会員、喜久福親善大使宮城ラグビー親善大使、松島町観光親善大使、伊達美味PR大使、みなと気仙沼大使、富士つけナポリタン親善大使、伊達なふるさと大使
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才の『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
伊達『どうも、サンドウィッチマンです』
富澤『よろしくお願いしまーす』
伊達『まあ、世の中ね。興奮することいっぱいありますけども、1番興奮するのはピザの出前が遅い時だな』
富澤『間違いないね』
伊達『うん』
伊達『いやー、オセーな。ピザ頼んだのに1時間も来ねーな。腹立ってきたなー。ちょっと電話しとこーか。「ピッ」(電話を持って)』
富澤『ピンポーン(インターホンを押す)』
伊達『お、来た来た来たおい「ガチャ」(ドアを開ける)』
富澤『お待たせしましたー』
伊達『オセーよバカヤロー。1時間だ、1時間よー』
富澤『すいません、ちょっと迷っちゃって』(裏切りボケフリ)
伊達『迷うってお前、一本道じゃねーかお前』
富澤『いや、行くかどうかで迷っちゃって』(裏切りボケ)
伊達『そこ迷うな。バカじゃねーのお前?すげー腹減ってんだよこっちはよお』
富澤『いや、実はバイトの奴が店長と喧嘩しちゃって』
伊達『喧嘩?』
富澤『店長を冷凍イカで殴っちゃったんですよ』(裏切りボケフリ)
伊達『冷凍イカで?』
富澤『で、血とかいっぱい出て』(裏切りボケフリ)
伊達『店長の?』(裏切りボケフリ)
富澤『イカの』(裏切りボケ)
伊達『イカのかよ』
富澤『はい』
伊達『なんだイカの血って。訳分かんねーな』
富澤『はい、すいません』
伊達『腹減ってんだこっちはよう。ピザよこせ早く』
富澤『お待たせしました。ピザハットリです』(タイミングボケ)
伊達『なんで今言ったんだよ。分かるだろそんなもん。じゃなかったら誰なんだだいたいよ。オッセーんだよほんとに』
富澤『お会計1600円になります』
伊達『おい、ちょっと待てよ』
富澤『はい』
伊達『1時間以上待ってんだ』
富澤『はい』
伊達『ちょっとまけろよ』(言葉遊びフリ)
富澤『なんすかなんすか?』
伊達『「なんすか?」じゃなくて1時間以上待ってんだ、まけろっつってんだ』(言葉遊びフリ)
富澤『あ、「うわっ!うぅぅ」(腹を押さえて)』(言葉遊びフリ)
伊達『おおい、どうしたどうしたどうした?』
富澤『お前の、勝ちだ』(言葉遊び)
伊達『勝ち負けの話じゃないんだよ。やめろ気持ちわりーなお前。どうしたんだよお前。そうじゃなくてねー。値段を安くしろって言ってんの?』(言葉遊びフリ)
富澤『狙いを奴にする?』(言葉遊び)
伊達『言ってねーよそんなこと。今まで狙い誰だったんだよ。値段を安くしろって言ってんの。下げてくれって言ってんの価格をよ』(スカシボケフリ)
富澤『そんなこと言われても僕バイトなんで』(スカシボケフリ)
伊達『バイトかなんか知んねーけど、こっち1時間以上待ってんだよ、なんとかしてくれよお前』
富澤『でも、バイトですから500円にしかできないです』(スカシボケ)
伊達『できてるよ。できてる。十分できてるわ』
富澤『500円以下は無理です』(スカシボケ)
伊達『以下は求めてねーよ。なんなの500円でいいの?』
富澤『はい。500円で』(裏切りボケフリ)
伊達『ラッキーだよ。はい、500円ちょうど』
富澤『はい、20円のお返しです』(裏切りボケ)
伊達『500円じゃねーのかよ。どうなってんだよほんと』
伊達『(ピザを開ける)おおーい!ちょっと待ておい』
富澤『はい、はい』
伊達『ピザちげーよこれ』
富澤『え?』
伊達『いや俺、シーフードピザ頼んだんだよ』
富澤『はい』
伊達『これお前トッピング、トマトとかベーコンとかよ、これミックスピザじゃないのこれ?』
富澤『あ、シーフードピザは死んで間もない魚介類がたくさん入って、』(失礼ボケ)
伊達『死んで間もないって言うな気持ち悪い。新鮮』
富澤『新鮮』
伊達『俺それ頼んだの』
富澤『はい』
伊達『これちげーよこのピザ(言葉遊びフリ)』
富澤『あ、あのお客さん失礼ですけど、ピザじゃなくてピッツァです』(言葉遊び)
伊達『やかましいわ。どうだっていいんだそんなのお前』
富澤『すいません』
伊達『これちげーよこのピザ』
富澤『じゃあ、ちょっと確認します』(リアルボケフリ)
伊達『確認しろコラ』
富澤『あ、もしもしお疲れ様です富澤です。ピザハットリの電話番号お願いします』(リアルボケ)
伊達『104だそれ。104だろお前。書いてあんだろ電話番号ここに』
富澤『あ、書いてあんすか?』(リアルボケ)
伊達『104、お疲れ様ですとかいらねーんだよバカヤローお前』
富澤『お疲れ様です、富澤です。今、二丁目の伊達さんのとこに配達に来たんですけど、「ピザが違うじゃねーか」って言われて』
伊達『全然ちげーよほんとによお』
富澤『はい。はい。僕ちゃんとピッツァって言いました』(かぶせ)
伊達『めんどくせーな。めんどくせーなそれ。お前の店ピザハットリじゃねーかだいたいお前』
富澤『じゃあ、あのー今から作り直してまた持ってくるって言うのは』
伊達『お前今から作り直すの?また1時間とかかかんじゃないのお前?』
富澤『はい』
伊達『かかんのかよお前。じゃあもういいよこれでー、腹立つなあ』
富澤『もしもし、これで良いってことなんで、』
伊達『おいおいおい、これ海老入ってんの?』(言葉遊びフリ)
富澤『知らないです』
伊達『なんでサラッとしてんの』
富澤『はい』
伊達『聞けや電話してんだから、海老が大好きなんだよ』(言葉遊びフリ)
富澤『あのミックスのトッピングって指って入ってますか?』(言葉遊び)
伊達『指じゃねーよ。バカじゃないの。誰の指が入ってんだよ。誰のケジメピザだこれ。海老』
富澤『海老』
伊達『海老だよお前、あたりめーだろ』
富澤『あの指じゃなくて海老だそうです』
伊達『あたりめーだろうが』
富澤『こっちの海老だと思います(ジェスチャーで)』(動きボケ)
伊達『分かんねーだろ、電話してんだろお前』
富澤『あの、海老なんですけど』(過剰ボケフリ)
伊達『うん』
富澤『ピッツァに入ってるそうです』(過剰ボケフリ)
伊達『入ってんの?じゃあもうこれでいいよ』
富澤『すいません』
伊達『あの、一緒に頼んだコーラは?』
富澤『コ、コーラ?』
伊達『頼んだだろコーラ』
富澤『すいません、コーラも一緒に頼まれたそうなんですけど』(過剰ボケフリ)
伊達『お前頼んだもん一個も持って来てねーじゃんかよお前』
富澤『あ、そうすか。あのコーラなんですけど、ピッツァに入ってるそうです』(過剰ボケ)
伊達『なんで入ってんの』
富澤『ミックスしちゃったっつって』(過剰ボケ)
伊達『ミックスしゃったじゃねーんだよ。絶対上手くないじゃんコーラ入ってたら。お前ふざけてんだろ?』(失礼ボケフリ)
富澤『(少し考える)いや、ふざけてないです』(失礼ボケ)
伊達『なんで考えたんだ。なんでふざけてるかふざけてないか考えてるんだ』
富澤『すいません、はい』
伊達『もうダメだ、お前じゃ話にならない。責任者出せ責任者』(言葉遊びフリ)
富澤『先に医者出せ?』(言葉遊び)
伊達『言ってねーわ。医者の次、誰来んだよ。責任者出せっつってんだコラ』
富澤『あのすいません、お客さん怒っちゃって』
伊達『あたりめーだよ』
富澤『テクニシャン呼べって言ってて』(言葉遊び)
伊達『言ってない言ってない言ってない。なんでお前英語で言おうとしてんの。テクニシャン?面白そうだな、ちょっと待ってみよーかお前』
富澤『ちょっと待ちます?』
伊達『責任者!』
富澤『責任者』
伊達『店長とかいるだろコラ』
富澤『あのすいません、店長お願いします』(過剰ボケフリ)
伊達『バカが』
富澤『あ、そうですか。あの非常に申し上げづらいんですけど』(過剰ボケフリ)
伊達『なんだよ』
富澤『店長なんですけど、ピッツァに入ってるそうです』(過剰ボケ)
伊達『店長、トッピングされちゃった。もういいぜ』
2人『どうも、ありがとうございました』