フットボールアワー『プロフィール』
結成年月:1999年 04月
出身/入社/入門:NSC14期生(左)岩尾望(いわおのぞむ)
性別:男性
生年月日:1975年12月19日
身長/体重:171cm /63kg
血液型:B型
出身地:大阪府 大阪市
趣味:ファッション、アイドル、フェス好き
出身/入社/入門:1994年 NSC大阪校 14期生
Twitter:@nozomuiwao(右)後藤輝基(ごとうてるもと)
性別:男性
生年月日:1974年06月18日
身長/体重:170cm /52kg
血液型:B型
出身地:大阪府 大阪市
趣味:ハーモニカ、料理、サバゲー、長淵剛
特技:ギター
出身/入社/入門:1994年 NSC大阪校 14期生
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
後藤「どうもーフットボールアワーです。よろしくお願いします」
岩尾「いっぱいですねぇ」
後藤「えーいっぱい入ってもらいまして、本当にありがたいな〜言うてたんですけども。出てきましたけどもね。まだ何にも言うてへんのにもう笑てる人がおるんですけどもね」
岩尾「今日もですか?」
後藤「えー何やえらい笑てはりますけどもね」
岩尾「まあまあウケましたね」
後藤「ねぇー」
岩尾「良かった、良かった」
後藤「ま、こうやって漫才やってますけどもね。毎日毎日仕事ばっかりしてるんですよ。もうたまには休みたいなぁと思てね」
岩尾「あぁ良いね」
後藤「えーほんでね、もうちょっと旅行かどっか行ってね。あの温泉でも行きたいなと思ってね」
岩尾「あぁ温泉旅館?行きたいけどな、まあなかなか行かれへんから今日はここで俺が温泉旅館体験さしたげよ。なあ?代わりにな?」
後藤「ここで?水気のもんゼロやで。」
岩尾「水気のもんゼロや。でスーツ着てこんな短髪やけど俺を女将と思える?思ってじゃあ」
後藤「おぉ〜わかった。あーほなら癒してくれんのね」
岩尾「そうそうそう、もてなしたあげるからね」
後藤「なるほどなるほど」
岩尾「ようこそお越し下さいました。女将と申します」(言葉遊び)
後藤「女将と申すんですか?」
岩尾「ありがとうございます。本日はどうも。早速お部屋の方行かれますか?(タイミングボケフリ)それとも直接卓球に?」(タイミングボケ)
後藤「やるかあ。あんなもん来てすぐやる奴おれへんやろ。あんなもん時間なくなってからや」
岩尾「まあでも本日は当館をお選び頂きまして、誠にありがとうございます。当館は創業89年の老舗の旅館でございまして、私その84代目の女将でございます」(過剰ボケフリ)
後藤「えぇー!?短命やな、おたくのとこ」
岩尾「はい、色々と入れ替わりが激しいんでございます」(過剰ボケフリ)
後藤「89年で84代目、1年とちょっとで」
岩尾「はい〜。このあたりは色々と流行病もございまして」(過剰ボケフリ)
後藤「怖いなー」
岩尾「入れ替わりが激しいんでございます」(過剰ボケフリ)
後藤「大丈夫ですか?」
岩尾「ご安心ください。お部屋の方にワクチンご用意致しております。お茶菓子とワクチンをご用意致しておりますのでご安心ください」(過剰ボケ)
後藤「いや、癒しの旅で来てるんですけど」
岩尾「大丈夫でごさいます。本日まだお部屋が色々と空いてございまして、えー鶴の間、ツバメの間、孔雀の間、絶妙の間というのがございまして」(言葉遊びフリ)
後藤「うん、その絶妙の間っていうのは何なんすか?」
岩尾「料理でてくるタイミングが絶妙でございまして」(言葉遊び)
後藤「いや、それはどこの間でもそうやってくださいよ」
岩尾「あと空いてるのが独特の間ていう」(言葉遊びフリ)
後藤「なんやねんそれ」
岩尾「こんなタイミングで布団持ってかれるか」(言葉遊び)
後藤「いらんわそんなん」
岩尾「こんな夜中にフロントから電話くるか。独特の間でございます」(言葉遊び)
後藤「いや、ちょっと待て。落ち着いて寝てられへんやろ、そんなもん」
岩尾「どちらに致しますか?」
後藤「じゃあ鶴の間でいいですよ」
岩尾「じょあ早速、お部屋の方案内させて頂きます。あのーお荷物巾着袋お持ち致します」(イジリ)
後藤「持ってくるか、おい。中学生か。巾着袋で誰が旅行くんねん」
岩尾「こちらでございます」
後藤「あぁ、この部屋ですか」
岩尾「えー本日のですね。ご夕食の方ご説明させて頂きます。本日はですね、この辺りの名物の鴨鍋をご用意致しておりまして」(スカシボケフリ)
後藤「良いですね。楽しみですね」
岩尾「えぇ、こちら夜の7時半を予定致しております」(スカシボケフリ)
後藤「あぁ夜の7時半?覚えときます、はい」
岩尾「あと、カレー焼飯はいつに致しますか?カレー焼飯はいつに致しましょう?」(スカシボケフリ)
後藤「いや、カレー焼飯は僕いらないですよ」
岩尾「じゃあ先にお風呂行かれますか?お風呂の説明させて頂きますとですね。2階が大浴場となってまして、3階が露天風呂になってまして、どちらも夜の10時までとなっております」(スカシボケフリ)
後藤「夜の10時までね。はいはい」
岩尾「あと、カレー焼飯は夜の11時までとなっております」(スカシボケ)
後藤「いらん、言うてんねん。なんでそんな」
岩尾「フロント9番でお申しつけ下さいませ」(スカシボケ)
後藤「誰がそんな夜の時間にカレー焼飯食いたなんねん」
岩尾「今ですと夜の7時でお取り頂けます」(スカシボケ)
後藤「いや、いらんて。7時半からあれでしょ、鴨鍋でしょ?」
岩尾「はい」
後藤「ねえ?そんなもん7時にカレー焼飯食べたら腹いっぱいなるやろ」
岩尾「まあでも今日は長旅でお疲れでしょうから、まずはゆっくりして頂いて」(かぶせフリ)
後藤「ありがとうございます」
岩尾「あったかいカレー焼飯お持ち致します」(かぶせ)
後藤「いらん、言うてんねん」
岩尾「ほっこりとして頂いて、あったかいですよ」(かぶせ)
後藤「いや、カレー焼飯名物なんか?」
岩尾「鴨鍋でごさいます」
後藤「せやろ?」
岩尾「この辺りは鴨鍋です」(かぶせフリ)
後藤「そんなもん先にカレー焼飯食うてもうたら、鴨鍋食われへんなるやろ」
岩尾「でもほっこりとして頂いて、とりあえずわ」(かぶせフリ)
後藤「いや、ほなちょっとあの店出ますわ。ちょっと外歩きに行きますわ」
岩尾「お外の方に?でもカレー焼飯食べるのこの辺りはここだけでごさいます」(かぶせ)
後藤「いらん、言うてんねん」
岩尾「じゃあ、いつに致しますか?」
後藤「いや、もうそれやったらね。そんなん言うんねやったらご飯時に持ってきて下さい。7時でしょ?鴨鍋の時に。ね、ほんで鴨鍋とカレー焼飯合わへんから、白ご飯で持ってきて下さい」
岩尾「それはちょっとできかねますが」(なりきりボケフリ)
後藤「なんでや?なんでできへんねん」
岩尾「厨房と相談してみないと」(なりきりボケフリ)
後藤「いや、厨房と相談してみないとって、その白ご飯でって言うたらええやんけ?」
岩尾「いや白ご飯でとは言いますけども、厨房に要望はしますけども、白ご飯でとは伝えますけども、多少ご飯が黄ばんででくる可能性がごさいます。申し訳ごさいません」(なりきりボケ)
後藤「なんで黄ばんでくんねん」
岩尾「カレー焼飯のつもりでスタンバっており」(なりきりボケ)
後藤「いや違うやんか、だから調理場のおっさんか?おっさんか?おっさんか?」
岩尾「おっさんでごさいます」
後藤「だから調理場のおっさんにカレー焼飯じゃなくて白ご飯でって、元の白ご飯でって言うたらええやんけ」
岩尾「白ご飯でとは言いますけれども」(なりきりボケフリ)
後藤「言えよ」
岩尾「多少ハムなどが混じってくる可能性がごさいます」(なりきりボケ)
後藤「いや。だからお前がほんならハム混ぜようとした時に止めたらええやんけ」
岩尾「止めますけれども、おっさんの方が強い力で止める手を上回ってハムを入れてこようとします」(なりきりボケフリ)
後藤「いや、ちがう」
岩尾「それを全力で止めます。極力弱火に致します」(なりきりボケフリ)
後藤「ちゃうお前、だから火止めたらええやんけお前が」
岩尾「止めようとします。弱火まではなんとかもっていきますけれども、もっていきますけれども、多少ご飯がスパイシーになる可能性がごさいます」(なりきりボケ)
後藤「だから、スパイシーの粉を入れる手を止めたらええやろ」
岩尾「止めますけど。止める手を上回ってスパイシーを振りかけてまいります。そのスパイシーを全力で止めますけれども、止めますけれども、多少ご飯がカレー皿に盛られる可能性がごさいます」(なりきりボケ)
後藤「なんやねんそれ。カレー皿に盛られるんやったらええよ。元々白ご飯やったらええよ」
岩尾「白ご飯でとは言いますけどもね。えぇ」
後藤「だからスパイスをバッと出すときに止めたらええやんけおばはんの手でボケ」
岩尾「止めますけれどもそらー、女将のか弱き手で止めますけれども」(なりきりボケフリ)
後藤「止めれたら止めれるて」
岩尾「そのか弱き手をすり抜けてスパイシーが入ってくる可能性がごさいます。すり抜けのスパイシーが入ってくる可能性、それはご了承下さいませ。多少グリーンピースが混じる可能性がごさいます。ご了承下さいませ」(なりきりボケ)
後藤「なんやねんお前。いらん言うてるやろアホ」
岩尾「わかりました」
後藤「なんやねんほんま」
岩尾「それではもうお持ち致しません」(裏切りボケフリ)
後藤「はいはい」
岩尾「ではナポリタンはいつお持ち致しましょう?」(裏切りボケ)
後藤「もうええわ」