ティーアップ『プロフィール』
結成年月:1988年 12月
左:前田勝(まえだまさる)
性別:男性
生年月日:1965年04月03日
身長/体重:164cm /49kg
血液型:B型
出身地:兵庫県
趣味:読書/DVD鑑賞/くしゃみ
出身/入社/入門:1986年 NSC大阪校 5期生右:長谷川宏(はせがわひろし)
性別:男性
生年月日:1967年03月18日
身長/体重:171cm /55kg
血液型:O型
出身地:兵庫県
出身/入社/入門:1985年 入門 里見まさと
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
長谷川「どうもー、ティーアップですー。よろしくお願いしますー。あーありがたいことでぎょうさん入って頂いて、まあでもここは難波グランド花月ですけども、繁華街ですからこの辺は。どうしても歩くスピードが遅なってね。あれイライラするんですけど。あれ人が多いからだけちゃうね?歩くスピード遅なんの」(動きボケフリ)
前田「えーそれは何ですか?」
長谷川「原因わかった。原因はあれはカップルやな」(動きボケフリ)
前田「あーカップルなあ。まあまあ、手を繋いでますからね」
長谷川「手ー繋いでるカップル、これ多いよ。せやし歩くスピード遅なんねんね、あれ」(動きボケフリ)
前田「普通ねー繋いでないんですよ。あのーよお見たらね、こういう繋ぎ方をしてる訳ですよ(長谷川の手を繋ぐ)」(動きボケフリ)
長谷川「あぁ確かにな。あーおるおるおる」
前田「ほんでもっと付き合いが深いんやろなあと言うカップルはねー、僕らの若い時なんか言うたら、、、」(動きボケ)
長谷川「離さんかい気持ち悪いな」
前田「あのー知ってます、、」
長谷川「ちょっと!おい!おい!ええおっさんがこのまま漫才続けたら、気持ち悪いやろう」
前田「んー良いじゃないか」(なりきりボケ)
長谷川「お前誰やねん」
長谷川「まーでもあれですよ。コンビでやってますけども、相方結婚してるんですけども、僕まだ独身で」
前田「そうや、どやねんなー」
長谷川「んー結婚したいけどなあ。ま、気になる子はいてんねんで」
前田「あ、そらまだええやんか」
長谷川「そうそうそう」
前田「えー何してんの?」
長谷川「あの、家の近所のコンビニで働いてる女の子。そやけどーなかなか声って掛けづらいよね、ああ言うの」
前田「かわいいんかいな?」
長谷川「かわいいよ」
前田「えーほなあんた芸能人で言うたら誰に似てんの?」
長谷川「芸能人で言うたら、、、あー中山美穂さんな」(裏切りボケフリ)
前田「え?!中山美穂?」
長谷川「正直言うてよお似てるで」(裏切りボケフリ)
前田「ええやないかい」
長谷川「かわええよ」(裏切りボケフリ)
前田「新喜劇の?」(裏切りボケ)
長谷川「あ、違うわ!あっちの中山美穂さんじゃなくて、作家さんと結婚しはったね。あの人に似てんの」
前田「ああそうか、ええやん。ほんで何やのんなあ」
長谷川「いや、ちゃうちゃう。声を掛けにくいのよ」
前田「コンビニの店員さんに喋ってったらええやないかあお前ー」
長谷川「声掛けていったらええの?」
前田「こんな詐欺みたいな仕事してんのにー。言うていけ言うていけお前ー」
長谷川「ほな練習さして。お前そこのコンビニの女の子やってーや(なりきりボケフリ)。俺が会話のその練習するから」
前田「中山美穂似の?」(なりきりボケフリ)
長谷川「そうそうそう」
前田「店員さんを?」(なりきりボケフリ)
長谷川「おう、やってやってやって」
長谷川「こんちわ」
前田「いらっしゃい!」(なりきりボケ)
長谷川「おっさんやないか!おっさんじゃない、女の子。」
前田「あ、そうかあ(マイクから一旦離れて戻ってくる)」
長谷川「お前どこ行っとったんや?」
前田「いや、色々あるがなすること。棚の整理とか?」
長谷川「あーあ、棚の整理はその店お父さんがやってはんねん」
前田「何でや。色々忙しいぞーお前」
長谷川「ちゃう。その子はレジしかせえへんねんて」(なりきりボケフリ)
前田「おかしいやないか。品物もぎょうさんあんのに。何でレジだけやねん?」
長谷川「レジしかできひん。。。」(なりきりボケフリ)
前田「なんやねんそれ」
長谷川「ちょ、ちょっとアホなんかな」(なりきりボケフリ)
前田「え?お前はあほに恋をしとんのか?」
長谷川「顔が中山美穂やったら、それでええんじゃ別に」
前田「アホでも?」(なりきりボケフリ)
長谷川「そうやあ」
前田「レジしかせえへんのに?」(なりきりボケフリ)
長谷川「うん、そうやあ。ええやないか」
前田「チン!ジャン!ガッシャーン!。チン!ジャン!ガッシャーン!。チン!ジャン!ガッシャーン!(レジで遊ぶ)」(なりきりボケ)
長谷川「アホ過ぎるやないか!」
前田「お前がアホにせえって言うから、アホに」
長谷川「ちょっとや!これどアホや!これでキャー笑てんのわ。も、おってくれたらええから」
前田「何やねん文句ばっかり」
長谷川「普通にやって普通に」
長谷川「こんちわ」
前田「あ、いらっしゃいませー」
長谷川「あ、おでんやってるんですね、もう」
前田「そうですよー」
長谷川「あ、じゃあおでんもらおうかな」
前田「よく出ますよ」
長谷川「じゃあのー。ジャガイモと厚揚げもらおかな」
前田「わかりました。。コロとちくわ」(過剰ボケフリ)
長谷川「あ、声小さかったですか?」
前田「な、何でしょう?あれー?」
長谷川「厚揚げとジャガイモもらおかな」
前田「あ、わかりました。すいません、、えーとスジとコロと」(過剰ボケフリ)
長谷川「あんまりコンビニのおでんでコロって入ってないと思うんですけど」
前田「うちのコロなんですけど」(過剰ボケフリ)
長谷川「いや、あんたんとこのコロは何なんですか?」
前田「犬です」(過剰ボケ)
長谷川「いや、ちょっと待てアホ!食べれるかそんなもんアホ!」
前田「んなコ、コロあっち行っとき。もうええから」
長谷川「生きてんのか」
前田「コロ、もういいから」
長谷川「お前、どんな店やアホ、アホかお前」
前田「なんですのおたくー」
長谷川「なんで、あのね」
前田「なにしますのーおでんで」
長谷川「いやだから」
前田「言って下さい」
長谷川「厚揚げとジャガイモ」
前田「はい、わかりました。カローラと」(過剰ボケ)
長谷川「もうええわ!カローラ?車やぞカローラ言うたら。誰食うんじゃアホ!」
前田「なんですかおたくー」
長谷川「なんでしまわさなあかんねんカローラを。いや、厚揚げとジャガイモを下さいって」
前田「わかりました。えーじゃあお持ち帰りで?」(過剰ボケフリ)
長谷川「店先で厚揚げかじってる奴見たことありますか?」
前田「あんまり見かけたことないですけど、お客様次第です」(過剰ボケフリ)
長谷川「いやいや持ち帰りで。お持ち帰りで」
前田「お持ち帰りですか。わかりました。ジャガイモがピッ!で厚揚げがピッ!」(過剰ボケ)
長谷川「おい!お前んとこはおでん一個一個にバーコードついてんのか?」
前田「お父さんが間違えへんようにつけてくれてますねん。私、あほですねん」(過剰ボケ)
長谷川「自分で言えへんねん、そんなことは」
前田「なんですか。ほんでカラシどうします?」(過剰ボケフリ)
長谷川「カラシつけといて下さい」
前田「わかりました(カラシを大量につける)」(過剰ボケ)
長谷川「なんぼほどつけんねん!おい!」
前田「オホッ!オホッ!ヘックシュン!」(動きボケ)
長谷川「何してんねん!も、もうおでんいいですわ」
前田「あーそうですか」
長谷川「はい、たこ焼きもやってるんですね?」
前田「あ、たこ焼きもやってますよ。よく出ますよ」(裏切りボケフリ)
長谷川「ああそうですか。じゃたこ焼きもらいましょか?」
前田「たこ焼きね?焼きます?」(裏切りボケ)
長谷川「誰がたこ焼き、汁のまま持って帰んの見たことあるかお前?」
前田「それはお持ち帰りの、そのお客様の好みですから」
長谷川「焼いてもらおかな?!」
前田「焼いてー?」
長谷川「ええ、焼いたタコ焼き」
前田「ええ、いくつぐらいしましょ?」
長谷川「じゃあ20個」(言葉遊びフリ)
前田「20万個?」(言葉遊び)
長谷川「いらんそんな!おう、頼んだろか、ほんなら20万個?お前焼けんねんな?」
前田「待っててもらえますか?」(キレボケフリ)
長谷川「20万個焼けんねんな?」
前田「焼きます!」(キレボケフリ)
長谷川「腱鞘炎なんど?」
前田「なっても焼きます!」(キレボケフリ)
長谷川「20個でいいです」
前田「持って帰れるじゃあ?焼くから」(キレボケ)
長谷川「手伝ってくれたらね」
前田「なんで手伝わなあきませんの。うちコンビニですねん」(キレボケ)
長谷川「日にち分けてくれる?20個でいいですわじゃあ」
前田「20個ね」
長谷川「はい」
前田「ほなカツオどうしましょ?」(タイミングボケフリ)
長谷川「あ、カツオ入れといて下さい」
前田「(モリを持って)」(タイミングボケ)
長谷川「今から釣るんかいアホ。やめさせてもらうわ」