千鳥『プロフィール』
結成年月:2000年 07月
(左)大吾
性別:男性
生年月日:1980年03月25日
身長/体重:170cm /60kg
血液型:B型
出身地:岡山県 北木島
趣味:酒/素潜り(右)ノブ
性別:男性
生年月日:1979年12月30日
身長/体重:173cm /65kg
血液型:A型
出身地:岡山県 後月郡
趣味:釣り/サッカー
Twitter:NOBCHIDORI
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
ノブ『どうもー。千鳥です』
2人で『お願いします』
ノブ『言うてますけどもねー』
大吾『歌が下手やわあ』
ノブ『何を言い出したんやいきなり』
大吾『歌が下手なんよだからなあ、カラオケなんか行っても一生懸命歌っても笑われとる』
ノブ『あ、そうなんかなあ』
大吾『あんな恥ずかしいことないわ』
ノブ『じゃあ今日、こんだけのお客さん来てくれてんですから、お客さんの前で一曲歌を披露してやな』
大吾『ほう』
ノブ『音程がちょっと外れたなと思ったら俺がそこ俺が止めるわ』
大吾『あ、そうして』
ノブ『これ直していこう』
大吾『あの音痴な人っていうのはね、自分でどこが外れたかすら気づいてないから』
ノブ『気づいてないんですよねえ』
大吾『音が外れた瞬間に止めてもらってね。そこもっと高いよとかもっと低いよって言ってくれたら直るんよ、そうしよ』
ノブ『じゃあそれいきましょう』
大吾『簡単なんにしてくれ、下手くそやから』
ノブ『じゃあ簡単な童謡からいきましょうかね。森のクマさんっていう曲がありますから』
大吾『このぐらいなら子供の歌う歌ですから』(スカシボケフリ)
ノブ『ある日、森の中』クマさんに 出会った』
大吾『これぐらいだったら僕でも大丈夫』(スカシボケフリ)
ノブ『クマさんに出会った』
大吾『なんぼ下手でもいけますわ』(スカシボケフリ)
ノブ『これいきましょう。さんはい』
大吾『あ〜〜〜〜る〜う〜日ー』(スカシボケ)
ノブ『いや、癖がすごいわ。癖がすごい』
大悟『なにが?』
ノブ『癖』
大吾『癖?』
ノブ『うん。うん、その「日ぇー」とかないから』
大吾『あ、そこが低いんか』(リアルボケ)
ノブ『低いとか高いとかじゃないから』
大吾『いや、違うんじゃ違うんじゃ。そこが高いか低いかが全然分からんのじゃわし。それあんまり、(ノブの指をつまむ)』(動きボケ)
ノブ『つまむな。怒ってる人の指をつまむな。聞いて俺の。「ある日、森の中、」』
大吾『歌いましたよね、僕ね。今ね、一生懸命ね』
ノブ『「クマさんに出会った」。はい』
大吾『あ〜〜〜〜〜〜る〜う〜日ー』(かぶせ)
ノブ『そこの癖がすごい。そこの癖がすごい』
大吾『低いんか?』(リアルボケ)
ノブ『低いとか高いとか、その「う、日ぃー」とかいらんから』
大吾『ああ、そうなん』
ノブ『ちょっと歌変えよ』
大吾『もっと簡単なんにしましょ』
ノブ『もっと簡単な歌、さっちゃんって言う歌がありますからね』
大吾『あ、これならね。小さい子供からお年寄りまでね』(スカシボケフリ)
ノブ『さっちゃんはね、』
大吾『一度は歌ったことある。これ僕も小さい頃よく歌いました』(スカシボケフリ)
ノブ『さちこって言うんだほんとはね』
大吾『これくらいやったら大丈夫』(スカシボケフリ)
ノブ『これいきましょう。さんはい』
大吾『んぁ、さちゃんはねえ〜』(スカシボケ)
ノブ『癖がすごいわあ』
大吾『今のはさすがに自分でもちょっと低い』(リアルボケ)
ノブ『低いとか高いとかじゃないから。さっちゃんはね、や。お前のは「さちゃんはね、」』
大吾『「ねいえい、さちゃんって言うんだ、さちゃんはね」』(暴走ボケ)
ノブ『(拳で頭を叩く)。すっごい出てるから癖が』
大吾『ああ』
ノブ『「さっちゃんはね」や?お前のは「さちゃんはね」』
大吾『「さちゃんはね、さちゃんて言うんださちゃんはね」』(暴走ボケフリ)
ノブ『それそれ。聞いて。「さっちゃんはね」お前のは、』
大吾『「さちゃんって言うんだ、さちゃんはねい」』(暴走ボケ)
ノブ『尻上がりの癖。尻上がりの癖。「いぇーい」じゃなしに』
大吾『「いぇーい」ってあってもええやろ』
ノブ『童謡の授業でおらんかったらやろ?「いぇーい」って言うてる子』
大吾『まあまあな』
ノブ『なあ?ちょっと一文字ずつ直していこう』
大吾『ごめんなさいね』
ノブ『まず「さっ」って言うてみ』(裏切りボケフリ)
大吾『ヘネ』(裏切りボケ)
ノブ『「ヘネ」はすごい。「ヘネ」はすごい癖。「ヘネ」まで行ったらもう分からんぞ』
大吾『そやなそやな』
ノブ『うん。「さ」』
大吾『ヘ』(裏切りボケフリ)
ノブ『「へ」じゃない。「さ」』
大吾『へ』(裏切りボケフリ)
ノブ『「へ」じゃない』
大吾『ヘネ〜』(裏切りボケ)
ノブ『ヘネー』
大吾『へ〜』(裏切りボケ)
ノブ『へー』
大吾『ネ〜』(裏切りボケ)
ノブ『ネー』
大吾『ごめんなさい。ちょっと緊張して』
ノブ『なんでえ?』
大吾『お客さんが見てるから。口が固まって。「へ」の口なってる』(スカシボケフリ)
ノブ『なんでそんなことになんねん』
大吾『ごめんなさい。ちょっと慣らして』(スカシボケフリ)
ノブ『落ち着けよお前。ちゃんと「さ」や』
大吾『(口を手で隠す)』(スカシボケフリ)
ノブ『「へ」の口よ』
大吾『ヘネ〜』(スカシボケ)
ノブ『ヘネー。ここの口角上がったらそら「へ」、』
大吾『ヘネ〜』(タイミングボケ)
ノブ『喋ってんねん。なにしてんねんお前は。「さ」や』
大吾『やっぱみんなが見てるから緊張して、ごめんなさいね。リラックスさせて下さい』(スカシボケフリ)
ノブ『なんや緊張するて』
大吾『(後ろを向いて)すごいリラックス』(スカシボケフリ)
ノブ『リラックス。あ、いける?』
大吾『「さ!」』(スカシボケフリ)
ノブ『出た』
大吾『「さ、さ、さっちゃんはね」』(スカシボケフリ)
ノブ『いいよ』
大吾『「さ、さ、」』(スカシボケフリ)
ノブ『いいよ』
大吾『「へ」』(スカシボケ)
ノブ『「へ」が出たー』
大吾『「ヘネ〜」』(スカシボケ)
ノブ『「ヘネー」。練習で「さ」が出ても、』
大吾『ヘネ〜』(タイミングボケ)
ノブ『喋ってんねん今俺が』
大吾『ちょっとごめんなさい』
ノブ『なんやねん』
大吾『体中に今、「ヘネ」がパンパンに詰まっとるから。「ヘネ」を一回出すことによって「さ」がすっと出るから。ごめんなさい、大きな「ヘネ」を全部出し切ります』(スカシボケフリ)
ノブ『なんですかそれは』
大吾『全部出します。(振りかぶって)(スカシボケフリ)「…ヘネ〜」』(スカシボケ)
ノブ『薄い薄い薄い。薄い。「ヘネー!」って出せよ。7、8分コースやそれは』
大吾『(右足をつかむ)詰まっとる。ごめんなさい、ここ詰まっとるから。爪先からもう「ヘネ」が詰まっとる』(裏切りボケフリ)
ノブ『なんやねん』
大吾『叩いたら上がってきよるから。ごめんなさいね、変な時間取らせて』(裏切りボケフリ)
ノブ『すいません』
大吾『「ヘネ」が上がってきとるから、体中の「ヘネ」を出すから』(裏切りボケフリ)
ノブ『出せよ』
大吾『あー!来た来た!「ヘネ」来たよ!来たー!(裏切りボケフリ)「モゲ〜」』(裏切りボケ)
ノブ『「モゲー」が出たー。「モゲー」が出たよお』
大吾『出たなー』
ノブ『「ヘネ」の上澄みに「モゲー」があるよ』
大吾『「モゲー」があるから「モゲー」が出た後に「ヘネ」が出ますから』(スカシボケフリ)
ノブ『ちゃんとせえよ』
大吾『ごめんなさいね何度も。すごいわ。結局こっち「モゲー」ばっかりやわ』(スカシボケフリ)
ノブ『なんやそれ』
大吾『「モゲー」が上がって。やっぱ「ヘネ」も来たよ。「モゲー」が出るよ』(スカシボケフリ)
ノブ『まず「モゲー」ね』
大吾『「モゲー!」』(スカシボケフリ)
ノブ『よし』
大吾『「ヘネ〜」』(スカシボケ)
ノブ『「ヘネ」が薄い。「ヘネ」が薄いのよ。なんやそれは。「さ」や』
大吾『「さ」』(タイミングボケ)
ノブ『出るんかいすぐ。「さ」や』
大吾『「さっちゃんはね」』
ノブ『いいよ』
大吾『「さっちゃんはね」』(スカシボケフリ)
ノブ『そのままそのまま』
大吾『「さっちゃんはね」』(スカシボケフリ)
ノブ『はい、次』
大吾『「さちこって言うんだほんとはね』(スカシボケ)
ノブ『癖癖癖』
大吾『だけどちっちぇーから自分のことさっちゃんって呼ぶうーーんだよ』(暴走ボケ)
ノブ『喋ってる喋ってる』
大吾『可愛らしいじゃねーか、』(暴走ボケ)
ノブ『じゃねーか?』
大吾『かわひひひ』(暴走ボケ)
ノブ『ひひひ?』
大吾『「ヘネ」』(かぶせ)
ノブ『いや「ヘネ」はええわ。もうええわ、どうもありがとうございました』