インパルス『プロフィール』
結成年月:1998年 12月
左:堤下敦(つつみしたあつし)
性別:男性
生年月日:1977年09月09日
身長/体重:174cm /80kg
血液型:B型
出身地:神奈川県 横浜市
趣味:ゴルフ/スキュバーダイビング/野球/ダーツ
出身/入社/入門:1998年 NSC東京校 4期生
Twitter:Tsutsumishita右:板倉俊之(いたくらとしゆき)
性別:男性
生年月日:1978年01月30日
身長/体重:168cm /48kg
血液型:B型
出身地:埼玉県 志木市
趣味:ゲーム/歯笛/体操/サバイバルゲーム
出身/入社/入門:1998年 NSC東京校 4期生
Twitter:itazuratoshiyuk
笑いの分類『情的な笑い』/サゲの分類『ドンデン』
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コント 『書き起こし』と『ボケの種類』
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板倉:あぁ、君か。君かねうちで働きたいというのは
堤下:はい、是非お願いします。ここで雇ってください!
板倉:困るんだよねぇ、簡単に入れると思ってもらっちゃあさぁ。うちが小さな町工場だと思ってなめてるんじゃないのかね(なりきりボケフリ)
堤下:いえ、そんなことは…
板倉:どうかなぁ、最近じゃうちが何の会社なのかもわからずに働きたいなんて奴も来るぞ
堤下:僕はそんなことはありません
板倉:じゃ念のため聞いておこうか。うちはなんの会社だ?
堤下:はい、あの~、ファミレスの伝票を挿す、こういう筒を作ってる会社です
板倉:そう、これを作っている。確かにはたから見れば地味な仕事だ。でもね、これが無かったら困る人だって大勢居るんだ。だからうちの社員たちは皆誇りをもってやっている。だから決して、誰にでもできる仕事じゃあない。もし君が今、生半可な気持ちで入りたいと言っているならば、今すぐに帰った方が良いぞ。(失礼ボケフリ)
堤下:生半可だなんて、そんな気持ちはありません。
板倉:まぁいい、面接をするよ
堤下:ありがとうございます。
板倉:履歴書は?
堤下:これです。
板倉:じゃあそこ座って
堤下:失礼します
板倉:ふ~ん、二階堂君、37歳…結構いってるんだね
堤下:すいません…
板倉:ほう大学はなかなかいい所出てるじゃないか
堤下:まぁ一応、はい
板倉:ま、うちでは何の役にも立たんがね(なりきりボケフリ)
堤下:…すみません
板倉:で、大学を出た後は宇宙飛行士をやっていたなるほど…宇宙飛行士!?…そういえば、みたことあるぞ!数年前よくテレビに出ていたよね?最年少で宇宙に飛び立った二階堂さんっていって…(なりきりボケフリ)
堤下:多分、はい
板倉:おいおいもったいない、なにしてんだ!なんで辞めちゃったんだよ!(なりきりボケフリ)
堤下:はい、あの、スペースシャトルから地球を眺めたときに、丸くて、青くて、それを見ていたら、なんかちょっとこれ違うな~って思って
板倉:違くない!全然違くない!それ見たいがために宇宙飛行士になるみたいなとこあるだろ!なんでそのために違うなって思っちゃうんだよ、もったいないよ!いいから今すぐそっちに戻れ!二階堂君!(なりきりボケ)
堤下:いや、僕に戻る気がないんです
板倉:戻る気がなくたって戻るべきだ。いいか?こんなに誰にでも出来る仕事だぞ!(失礼ボケ)
堤下:え?
板倉:戻るんだ二階堂君!
堤下:もう、やりたくもない仕事をするのは嫌なんです。それに、宇宙飛行士時代の経験なんて、ここではきっと役にたちませんから
板倉:…そうだな
堤下:はい
板倉:そうだな、そうだぞ!工場内に重力は発生しているよ(なりきりボケ)
堤下:はい
板倉:あんたがやってきたことなんて何の役にもたたん(なりきりボケフリ)
堤下:はい
板倉:ひけらかすな!…で、宇宙飛行士を辞めた後は外科医になったとなるほど外科医!?凄いな君は!宇宙飛行士いって外科医になったわけか!?なぜ辞めてしまったんだよ!(なりきりボケフリ)
堤下:はい、あの、冠動脈バイパス手術というのをやったんですけど、あの、それが46時間かかった大手術だったんです。で、それが終わって手術室を出たら、親族の方が僕にこう寄ってきまして。僕が「成功です」って言ったら、もうみんな泣いてお礼を言ってくれて。でその時に「あ、頑張ってよかったな」っていう気持ちと共にちょっとなんかこれ違うな~って
板倉:違くない!断じて違くない!ど真ん中!それ医者のピークだよ!なんでそのために違うなって思っちゃうんだよ、もったいないよ!今すぐ戻れ!こんなとこに居る場合じゃないぞ!(なりきりボケ)
堤下:いや、僕に戻る気がないんです
板倉:戻る気がなくたって戻るべきだ!いいかい?君のその腕を必要としてる患者さんが大勢いるはずだ
堤下:それを言ったらこの伝票挿しを必要としている店員さんだって大勢いるはずですよ(失礼ボケフリ)
板倉:居ないよ!こんなもん無くなったって誰も困りゃしないんだよ!ちっちゃいバインダ―がありゃそれでいいんだからさ!早く戻るんだ二階堂君!(失礼ボケ)
堤下:とにかく、もうやりたくもない仕事をするのは嫌なんです。それに外科医時代の経験なんて、ここではきっと役に立ちませんから
板倉:…そうだな。そうだぞ!我々はこれを"クランケ"と呼んでいる。そういった意味では我々全員がドクターだよ(なりきりボケ)
堤下:はい
板倉:町工場なめるんじゃないぞ
堤下:すいません…
板倉:で、えー、外科医を辞めた後はアメリカ陸軍特殊部隊グリーンベレーに所属してい…グリーンベレーだとぉ!?なんなんだ!何者なんだよ!もったいない!なぜ辞めてしまったんだ答えてみろ!(なりきりボケ)
堤下:はい、あの~…
板倉:やっぱりいい!どうせ違くないから!今すぐ戻れ!特殊部隊に戻るんだよ!
堤下:ぼくに戻る気がないんです
板倉:戻る気がなくたって戻るべきだ!君はこんなところに居ちゃいけない人間なんだ。もっと大空に羽ばたくべき人材なんだよ!
堤下:ぼくにとってはここが大空なんです!
板倉:違うよ!みんなこうやってさぁ、これを重ねて…スパンッ、スルスル…ってこんな遊んでるよ!(失礼ボケ)とにかく、君は不採用!
堤下:お願いします、ここで雇ってください
板倉:いやだよ!嫌だ!君みたいな人間に入られてみろ!今こうしてタメ口使ってるのもやだよ!サイン欲しいと思ってるよ。そんな人間に入られたらさ、みんな仕事にならなくなっちゃう。緊張してビクビクしちゃって(リアルボケ)
堤下:工場長、お願いします、ここで雇ってください!
板倉:やだ、不採用
堤下:お願いします!
板倉:不採用不採用
堤下:工場長お願いします!
板倉:不採用不採用!
堤下:お願いします!工場長、お願いします!(土下座)
板倉:ちょ、ちょっとなにやってんの、やめてくださいやめてください。な、なんかわかんないけどこの姿見られたら殺されそうな気がする(大げさボケ)
堤下:お願いします!
板倉:わかった、君を採用しよう!(裏切りボケフリ)
堤下:本当ですか!
板倉:ああ、ただしもう私がやめる!(裏切りボケ)
堤下:工場長ーっ!