千鳥 大吾『プロフィール』
大悟(だいご)
性別:男性
生年月日:1980年03月25日
身長/体重:170cm /60kg
血液型:B型
出身地:岡山県 北木島
趣味:酒/素潜り
笑いの分類『情的な笑い』/サゲの分類『謎解き』
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えーっとですね。
あの僕、島で生まれ育ったんですね。
瀬戸内海のものすごい田舎で。
あの本当に信号もないですし、バスもタクシーもなくて。ものすごい田舎で。
ほんとに自動販売機が初めて島に来た時ちょっと行列できたぐらい。
ぐらい何もないとこなんですけど。
やっぱそういう島ってちょっと変わった人がたくさんいまして。(イジリオチフリ)
ほんとに皆さんでは想像できないようなおっさんが一人いたんですけどね。
そのあの通称ジャッキーって僕ら言ってたんですけど。(イジリオチフリ)
それはその当時僕らがその同時地球上で一番強いのはジャッキーチェンやと思ってた。
そのジャッキーチェンと互角に戦えるくらい強いんじゃないかあいつはってことでジャッキーって言ってたんですよ。(イジリオチフリ)
本当に凄くて。
毎日何かちっちゃい赤いバイクに乗ってるんですよ。
ちっちゃい赤いバイクに乗って海に潜る時のウエットスーツをいつも着てるんですよね。(イジリオチ)
これ本当なんですけど、赤いカーネーションを咥えてるんですよ。いつでも。(イジリオチ)
で、バイクで走ってて。
なかなかなんですよ。
あれ子供の頃やからなんか騒いでましたけど、今おったら絶対見ないですけど。
ちょっとテンション高い日はこの小学校のグラウンド入ってきてドリフト始めたりするんですよ。(イジリオチ)
かなりなんですよ。かなりの危険人物なんすよ。
ただ、優しいところもあって。
そのーなんかあのー、子供の日の前日くらいになったらその島の周辺の道をこいのぼりをくくって走ってくれたりするんですよ。(イジリオチ)
ただ、そんなのもあるんですけども。
そんなの怖いじゃないですか?どう考えても。
だから僕らの島の小学生と中学生はそのジャッキーにできるだけ合わないことを願って日々生活してたんですね。
で、ある日僕が中1の時にうちの島のそのビーチで。海岸でみんなで泳いでたんですよ。楽しく。
なら山の頂上でそのジャッキーのバイクの音が聴こえたんですよ。
で「パッ」と振り向いたら山の頂上でもジャッキーが「ふぁー!」って言うてるんですよ。
これは危険な時のジャッキーやってことで、ほんまにビーチがもうジョーズが出たみたいに「ブーワー」って皆んな怖がってるから散らばったんですよ。
「ダーッ」と散らばって、僕らも逃げようみたいな感じで。
「ブァーッ」て逃げてたら、ジャッキーのバイクがどんどん近づいていくんですけど。(裏切りオチフリ)
僕の計算よりジャッキーのバイクが近づいてくるのが早いんですよ。
「パッ」振り向いたら山って大概こう、こういう道になってるですよね。
この道関係なしにここを「ズズズズズズ」「うわ!」
その両サイドにみんなが「バーッ」と別れた砂浜にそのバイク「バーン」乗り付けて、乗り捨ててそのまま海に泳いでいったんですよ。ジャッキー。(裏切りオチフリ)
で、あのジャッキーはどこへ行ったんだと。あのまま消えていったぞと。(裏切りオチフリ)
ジャッキーが島からいなくなった。(裏切りオチフリ)
で安心してて。(裏切りオチフリ)
で、その数日後にうちの島の端っこにあの猫岩っていう平家の偉いさんの飼ってた猫がたどり着いたと言われてる岩なんですよ。(裏切りオチフリ)
で、そこではその漁師さんたちもみんなその漁をしてはいけないという。(裏切りオチフリ)
皆誰も近寄らないんですよ。(裏切りオチフリ)
神聖な場所だからそこは行っちゃいけないってなってるんですけどね。(裏切りオチフリ)
中学校ぐらいの時にでもよく考えたらあそこ誰も手つけてないし、むちゃくちゃ潮の流れも速いし、サザエとかアワビむちゃくちゃおるんちゃうか。(裏切りオチフリ)
手つかずやから。
そこに僕らちょっと怖いもの見たさじゃないですけど、まあ行ったんですよ。
いやーこんなところそんな出えへんやろう言いながら言ったら、その猫岩から黒い手が「ガバーッ」となったんですよ。(裏切りオチフリ)
「うわ!マジで幽霊出たー」って思たら、(裏切りオチフリ)そっからジャッキー「ガッサー」出てきたんですよ。(裏切りオチ)
サザエ山ほど獲ってたんですよ。(裏切りオチ)
かなりの奴です。