笑い飯『プロフィール』
結成年月:2000年 07月
左:西田幸治(にしだこうじ)
性別:男性
生年月日:1974年05月28日
身長/体重:170cm /57kg
血液型:A型
出身地:奈良県
趣味:ゲーム/大工
出身/入社/入門:1995年 NSC大阪校 15期生
Twitter:nishida0528右:哲夫(てつお)
性別:男性
生年月日:1974年12月25日
身長/体重:173cm /68kg
血液型:A型
出身地:奈良県
趣味:スキー/花火鑑賞/モーグル
出身/入社/入門:2001年 入社
Twitter:waraitetsuo
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
西田『どうもー、笑い飯です。お願いしまーす』
哲夫『お願いしまーす。俺ら小ちゃい時ってなあ』
西田『うん』
哲夫『近所であのー、ヒヨコ売ってるようなとこってなかった?』
西田『はいはいはい、なんか夜店とかな?』
哲夫『なあ。で、ああいうとこでな「お父ちゃん、ヒヨコ飼うてや」って言ってもお父ちゃん、なかなかヒヨコ飼うてくれへんかったよね』
西田『そうそうそう。ああいう生き物はすぐ買ってくれへん』
哲夫『だから、ちょっと俺考えてんけど』
西田『うん』
哲夫『だから、そういう鳥好きの子どもにはね』
西田『うん』
哲夫『鳥人っちゅうのが見えたらいいのになと思ってね』
西田『え?なんやねんそれ?』
哲夫『え、鳥人言うてね。こう首から下は人間やねんけどな、頭はこう鳥になったあんねん。で、身なりはね、タキシード着とってやね。英国紳士みたいな雰囲気のやつやね。んーそれが鳥好きの子のとこやって来て、素敵なプレゼントをしてくれる訳やね』
西田『そんなん子供の前出てきて大丈夫なんか?』
哲夫『うん。大丈夫、大丈夫。じゃちょっとやってみよか』
西田『おう』
哲夫『ほなお前鳥好きの子供やってや』
西田『はい。「鳥飼ってや」て言うてくるわ』
哲夫『ほな俺、鳥人するからね』
西田『はいはい』
西田『「お父さーん、お父さん鳥飼って」』
哲夫『「君はいい子だね。僕は鳥人だよ」』
西田『「お父さーーん!」』
哲夫『「どうしたんだ?」』
西田『「お父さーん!」』
哲夫『「どうしたんだい?」』
西田『「お父さん!」』
哲夫『「君は鳥が好きなんだろ?でも、お父さんは飼ってくれないんだよね?じゃあ、君に良いものをあげようね」』
西田『「え?良いもの?」』
哲夫『「君にこのお父さんには見えないインコをあげようね」』(裏切りボケフリ)
西田『「えぇ!じゃあ、お父さんには内緒で飼えるね」』
哲夫『「うん。君にも見えないから注意するんだよ」』(裏切りボケ)
西田『見えへんのかい。意味ないがな』
哲夫『「僕にはぼんやりと見えるんだよ」』(裏切りボケ)
西田『お前は見えろよ、おい。もっとええもん持ってこいあほ』
哲夫『ええやろこういう感じ』
西田『だいたい分かったから』
哲夫『うん』
西田『俺ちょっとやらしてくれ』
哲夫『お前やんの?』
西田『お前ちょっと鳥見とけ』
哲夫『うん』
哲夫『「お父ちゃん、このヒヨコ飼うてー。えーあかんのなんでよ、これ飼うてよー可愛いやん」』
西田『「君は本当に鳥が好きだね」』
哲夫『「うん、鳥好きー」』
西田『「私は鳥人だよ」』
哲夫『「お父さーん!変なん来たよー!お父さん」』
西田『「見てごらん」』(失礼ボケフリ)
哲夫『「え?」』
西田『「人間の体に鳥の頭が付いてるだろ」』(失礼ボケフリ)
哲夫『「変な説明してくるよー!怖い」』
西田『「友達になろう」』(失礼ボケフリ)
哲夫『いや、嫌やお前。周りの友達ドン引きするわ。そんなもん』
西田『「友達の証に、」』(失礼ボケフリ)
哲夫『うん』
西田『「タキシードの胸元を開いて、人間の体と鳥の頭のちょうど境目を見せてあげよう」』(失礼ボケ)
哲夫『気持ち悪いねんお前。そんなもん子供、トラウマなるで。違う、あかん、お前鳥好き言うとけあほ』
西田『「お父さん、鳥飼って、お父さーん」』
哲夫『「ん〜焼き鳥のネギまって美味しいね。ん〜」(裏切りボケフリ)
西田『共食いしてるやん』
哲夫『「僕は鳥人だよ。君にこの残ったネギをあげようね」』(裏切りボケ)
西田『いらんわそんなもん。お前鳥肉しか食わへんのかい』
哲夫『「うううん。手前のネギは食べたんだよー」』
西田『どうでもええわ。ええわお前鳥やっとけ、鳥見とけほな』
哲夫『「はー、ヒヨコ可愛い、お父ちゃん飼ってよー。えーあかんの」』
西田『「君は本当に鳥が好きだね」』
哲夫『「うん、好きやでー」』
西田『「私は鳥人だよ」』
哲夫『「あー、お父さんまた来たよー!」』
西田『「お父さんは呼んでも来やしないよ」』(リアルボケ)
哲夫『いや、もう魔王みたいなこと言うてるやん。「お父さん、お父さん」のやつやで』
西田『「見てごらん」』
哲夫『「え?」』
西田『「人間の体に鳥の頭が付いてるだろ」』(かぶせ)
哲夫『「これ毎回言うてくんのー?さっきも聞いたでー」』
西田『「君のクラスに転入することにしたよ」』(言葉遊びフリ)
哲夫『「おい、やめてくれよお前。友達引くからー」』
西田『「出席番号は何番だと思う?」』(言葉遊びフリ)
哲夫『「んー何番よー?」』
西田『「チキン南蛮だよ」』(言葉遊び)
哲夫『いや、しょうもないなお前。あかんよ、鳥好きや言うとけお前』
西田『「お父さん鳥飼って、お父さん。あ、来た来た来た」』
哲夫『「鳥人だね」』(なりきりボケ)
西田『だねって何やねん』
哲夫『「見てごらん」』
西田『なんや』
哲夫『「人間の体にニワトリの頭と全く同じサイズの頭が付いてるだろ」』
西田『いや、そんな小ちゃいの付いてたん?』
哲夫『「これが鳥人の姿だよ」』
西田『気持ち悪い』
哲夫『「君に良い事教えてあげようね」』
西田『「え、なになに?」』
哲夫『「私が先日、畑でイチジクの実をつついていた時に、私に気付いた愚かな人間共は私のくちばしを縄で縛ったんだよ」』(なりきりボケフリ)
西田『「えー」』
哲夫『「私はその縄を手で取ったんだよ。手があるからねー!」』(なりきりボケ)
西田『「怖いよー!怖いよー!」』
哲夫『「こうすれば余裕だよねー」(クチバシから縄を抜く)』(なりきりボケ)
西田『「怖いよ、触られたよー!(哲夫に触られる)怖いよー!」』
哲夫『「余裕だよね」』(なりきりボケ)
西田『「触られたよー!」』
哲夫『「ね?抜けるよね。目ヤニをあげようね」』(なりきりボケ)
西田『いらんわあほ。お前鳥見とけあほ』
哲夫『「あー可愛い可愛い。あ、最悪や可愛いがってもうた。来よる」』
西田『「人間の頭に鳥が付いてるだろ」』(かぶせ)(ながらボケ)
哲夫『「説明しながら来たよー。はなから説明」』
西田『「君は大空を自由に飛びたくはないかい?」』(スカシボケフリ)
哲夫『「空飛びたいです」』
西田『「だったら私に捕まるといい」』(スカシボケフリ)
哲夫『「お、やったやった」』
西田『「飛べやしないけどね」』(スカシボケ)
哲夫『どないすんねんお前』
西田『「ここしか鳥じゃないからね」』(スカシボケ)
哲夫『あ、ほんまやわ。すぐ分かったわ』
西田『「これが逆の人鳥だったら良かったのにね」』(言葉遊びフリ)
哲夫『いや、逆は人鳥って言うんかい、覚えとこ。鳥可愛がれあほ』
西田『「あーもう、鳥嫌やな。鳥嫌いやもう。あ、来た来た」』
哲夫『「鳥進一だよ」』(言葉遊びフリ)
西田『なんやその名前みたいなやつ』
哲夫『「見てごらん。森進一の胴体に鳥の頭が付いてるだろ?」』(言葉遊びフリ)
西田『なんでそんなことなってん』
哲夫『「これが鳥進一の姿だよ」』(言葉遊び)(過剰ボケフリ)
西田『ほな森進一どうなってん?』(過剰ボケフリ)
哲夫『「森進一の頭は新沼謙二の胴体に付けてあるのさ」』(過剰ボケフリ)
西田『ほな新沼謙二はどうなってん?』(過剰ボケフリ)
哲夫『「新沼の頭は鳥に付けてあるのさ」』(過剰ボケ)
西田『1番可哀想やんけ』
哲夫『「君にその新沼人鳥をあげようね」』(過剰ボケ)(言葉遊び)
西田『いらんいらんいらん!気持ち悪い。鳥見とけお前』
哲夫『「あーもう嫌や。可愛がってもうた。最悪や来るよ」』
西田『「お待たせしたね」』
哲夫『「え?なにこれ」』
西田『「手羽進一だよ」』(言葉遊びフリ)
哲夫『いや、手羽真一ってなんやねん。千葉真一さんみたいに言うなあほ』(言葉遊び)
西田『「千葉真一の両腕が手羽先だよ」』(なりきりボケ)
哲夫『気持ち悪いねん、もうええわ』
西田『どうも、ありがとうございました』