鼻エンジン『プロフィール』
右:松丘慎吾 (まつおか しんご)
生年月日:1970年2月19日
出身地:京都府八幡市出身
サイズ:身長169cm、体重61kg左:村田渚 (むらた なぎさ)
生年月日:1971年7月29日
出身地:三重県亀山市出身
サイズ:身長169cm、体重63kg
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
村田『はい、どうもー。鼻エンジンです、よろしくお願いしますー。』
松丘『お願いしますー。』
村田『ちょっとあのー、話聞いて欲しいんですけどね。』
松丘『どうしました?』
村田『僕、思い切ってね 引っ越ししよかなぁ思ってるんですよ。まじで。』
松丘『(リストバンドを左右入れ替える)(動きボケフリ)なんでやお前。うさぎ持ちやないんやから(言葉遊びフリ)、急に引っ越してお前。』
村田『え?』
松丘『でもお前、住んでるとこすごい良いとこやんな?あれ一応、品川区でしょあれ。』(イジリボケフリ)
村田『いや、まあまあ、一応 品川区なんですけどね。
松丘『しかも武蔵小山ってすごい住みやすいよね?でかーい商店街あるしね。』(イジリボケフリ)
村田『うん。住みやすいのは住みやすいですけども』
松丘『しかも、あのへんすごい駅近くない?7丁目のあたりってね。』(イジリボケフリ)
村田『そうそう駅は近いんですよ。』
松丘『しかも2番地って、』(イジリボケ)
村田『住所言うき?全部。この人数の中で住所言うき?もう半径20メートル以内なってんねんけど、やめて。』
松丘『おう。』
村田『だから、もう思い切って引っ越そかなと思ってるんですよ。』
松丘『大丈夫なの?お前。』
村田『なにが?』
松丘『不動産屋さんと話できるお前。』
村田『いやいや、それぐらいはできるよ。』
松丘『うさぎ持ちやないんやから(言葉遊びフリ)、そういうのすごい大丈夫よ。大丈夫?大丈夫なのほんとに?』
村田『いや、大丈夫大丈夫。』
松丘『じゃあ俺、不動産やるからちょっと入ってきてみ』
村田『いや、もうやんなくていいですよ』
松丘『(リストバンドを左右入れ替える)(動きボケフリ)やろうよ?』
村田『いい、いいよ。』
松丘『やろうって』
村田『やらへんよ』
松丘『じゃあ、ジャンケンで決めよう。ジャンケンで。』
村田『うん。』
松丘『もし、俺が勝ったらやろう。いくで?』
村田『ジャンケン?』
松丘『うん。いくで。最初はグー、ジャスワナ、ジャンケン、、』(言葉遊び)
村田『ジャスワナってなに?ジャスワナ。ものすごいファンキーなジャンケンになってるけどさ。どういうことなのジャスワナって。』
松丘『もうええからやろうよ。ね?「はい、いらっしゃいませ」』
村田『えー?』
松丘『(リストバンドを左右入れ替える)(動きボケフリ)「いらっしゃいませ」』
村田『あーあの、ちょっとすいません。』
松丘『はい。』
村田『部屋探してるんですけど、7万ぐらいで良い部屋ないですかね?』
松丘『おう、7万ぐらいで。じゃあこれどうすか?これ』
村田『え、これですか?』
松丘『ああ。これ場所がものすごい良いんですよ。』
村田『ほうほう。』
松丘『目黒駅から徒歩5分の公園まで8分なんですよ。』(言葉遊び)
村田『じゃあ13分やねー。あのー公園経由はいらないんで。これ築何年なんすかね?』(スカシボケフリ)
松丘『はいはい、でもね。これおすすめなんですよ。ほんとに良いとこです。』
村田『あ、そうなんですか』
松丘『これ三階建の建物なんですけど、』(自虐ボケフリ)
村田『はい。』
松丘『二階部分、二階部分がお客さんのお部屋になってるんですよ。』(自虐ボケフリ)
村田『二階、僕だけですか?』
松丘『いいでしょ?』
村田『ああ、これ良いじゃないですか』
松丘『ほいでね。一階がパン屋なってるんですよ。』(自虐ボケフリ)
村田『一階、パン屋?』
松丘『(リストバンドを左右入れ替える)(動きボケフリ)はいはい。そして三階がパンの生地工場になってるんですね。』(自虐ボケフリ)
村田『うーん。そのパンは僕が焼くんですかね。なんか焼かなあかんみたいな流れになってますけどね。僕が焼くんですか?』(自虐ボケフリ)
松丘『まあ、一応お部屋には業務用のオーブンは置いてますけどね。』(自虐ボケフリ)
村田『ん、じゃあ焼くわ(自虐ボケ)。それで焼かへんかったら、俺空気読めへんやつみたいになってるから。ほんで築は何年なんすか?』(スカシボケフリ)
松丘『でもね。ここね。ものすごい、あのね、コンビニが多くて住みやすいとこですよ。』
村田『あ、コンビニ多い?』
松丘『いいでしょ?(リストバンドを左右入れ替える)(動きボケフリ)』
村田『ああ、それは良いじゃないですか。』
松丘『ここ。ここにね。ヤマザキデイリーストアがあるんですね。』(失礼ボケフリ)
村田『はいはい。』
松丘『ほいで、ここにジャストスポットがあって。』(失礼ボケフリ)
村田『はい。』
松丘『ほいで、ここに新鮮組があって(失礼ボケフリ)。ここにポプラがあるんですね。』(失礼ボケ)
村田『全部二流のコンビニや二流の激戦区や、おい。なにひしめき合ってんねんこいつら。え、一流のコンビニはないんですか?』
松丘『うさぎ持ちやないんやから(言葉遊びフリ)、ありますて、もちろんありますよ。』
村田『あるんですか?』
松丘『あります、あります。』
村田『じゃあ、教えて下さいよ。』
松丘『ここに二サンクスがあるんですよ。』(言葉遊び)
村田『うん。ハッキリして。サンクスはええけど、ニクスにはちょっと行きたくないから。』
松丘『ほんでその横がファ!ミ!マ!があるんですよ。』(言葉遊び)
村田『ア!メ!マ!みたいに言うな。ファミマはギャグじゃないから。』
松丘『で、その横がロソーン。』(言葉遊び)
村田『ローソンね。伸ばす場所が違うから。ほんならコンビニあるんです。』
松丘『あります、あります。』
村田『で、これ築は何年なんですか?』(スカシボケフリ)
松丘『お客さん、ペットはどうですか?ペットは。』
村田『あ、ペットは大丈夫です。ペット気にしなくていいんで。』
松丘『ああ、そうですか。』
村田『はい。』
松丘『ここね、ペット不可欠なんです。』(言葉遊び)
村田『飼わなあかんのか、おい。不可欠ってどういうことや。そんなとこ見たことないやろ。ほんでこれ築何年なんすか?』(スカシボケフリ)
松丘『あ、あの敷金のことなんですが、』(スカシボケ)
村田『築を言えよお前。なんで築の話になると完全にシカトするんやお前。そこハッキリやってくれよ。』
松丘『まあまあ、うさぎ持ちやないんやから、(言葉遊び)』
村田『うさぎ持ちって何なんやさっきから。うさぎ持ち、うさぎ持ち、褒められてるのか、貶されてるのかも分からへん、一切。』
松丘『(リストバンドを左右入れ替える)』(動きボケ)
村田『訳の分からんことを言うなよ。お前リストバンドを燃やすぞ、さっきから。こっち変えたり、こっち変えたりしやがってお前。それやったらちゃんとつけろよ、この状態お前。お前なんでその、不動産ちゃんと教えてくれへんの』
松丘『設定が、お引越しでしょ?』
村田『うん。』
松丘『お引越し、ジャスワナ、ジャンケン。』(言葉遊び)
村田『訳わからんわ。ありがとうございました。』