おぎやはぎ『プロフィール』
【左】小木 博明(おぎひろあき)
生年月日:昭和46年8月16日生
出身地:東京都
趣味:サッカー
特技:ゴルフ
身長:178㎝ 体重78㎏ ウエスト90㎝ 靴のサイズ28㎝【右】矢作 兼(やはぎけん)
生年月日:昭和46年9月11日生
出身地:東京都
趣味:ビリヤード
特技:ゴルフ
身長170㎝ 体重65㎏ ウエスト82㎝ 靴のサイズ25㎝
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
小木『小木でーす』
矢作『矢作です』
小木・矢作『おぎやはぎです』
小木『決まりました』
矢作『今日も決まりましたけど』
小木『はい』
矢作『まぁー、だけど、世の中物騒ですよ』
小木『まぁー、そうですね』
矢作『ホントに、少年犯罪がすごい増えてるって話ですから』
小木『あー、はいはいはい』
矢作『だから、危ないからさぁ』
小木『うん』
矢作『あのー、そろそろ俺、護身術をね』
小木『あー』
矢作『学び始めようかなーって考え始めてるわけ』
小木『あー、なるほどなるほどね。まぁ、でも、護身術だったら俺やってるけど』
矢作『お前やってんの護身術?』
小木『まぁ、我流だけどね』
矢作『我流の護身術?あ、いいね。俺、全く知らねーから教えてくんねーかな』
小木『ああ、いいよいいよ。どういうやつを?』
矢作『まぁ、だから、普通にこう不良とかに(小木の胸ぐらをつかむ)胸ぐらつかまれた時とか』
小木『ああ、あるね、よくあるね。いいよ、それで』
矢作『いい?いっていい?』
小木『うん』
矢作『いっていいの?』
小木『きてきてきて』
矢作『おい、(小木の胸ぐらをつかむ)お前金出せ、おい、おい』
小木『(ライターを取り出し、矢作の手に火をつける)』(リアル)
矢作『あっつあっつ!!!』
小木『(ライターをしまう)』(リアル)
矢作『熱い。お前、すごい指毛がお前』
小木『そうだよ。指毛を燃やしてやってんだよ、こっちは。燃やせば手離すだろ』(リアル)
矢作『まぁ、でも地味だなーお前、すげー地味だな』
小木『ああ』
矢作『俺、タバコ吸わねーから、だけどよーお前、ライターとか持ってねーんだよな』
小木『ああ、そう。じゃあ、普段、持ち歩いてるものでも』
矢作『そっちの方がいいなぁ、俺。ライター持ってねーから』
小木『じゃあ、それで』
矢作『あ、ある?』
小木『あるある。じゃあ、もう一回きて』
矢作『いくよ。おい、(小木の胸ぐらをつかむ)お前金出せ、おい、おい』
小木『(飛車をとりだし、矢作の指をぐりぐりする)』(なりきりボケフリ)
矢作『あああ!!!!痛い痛い痛い!痛ってー。あー痛ってー、なんだよ?』
小木『飛車』(なりきりボケフリ)
矢作『・・・・・』
小木『この飛車でよー、このグリグリ、このえぐれたとこをよ、押してやんだよコレ』(なりきりボケフリ)
矢作『ああ、痛かったけどよー。お前なんで飛車持ち歩いてんだよ?』
小木『そりゃー、いつでも王手できるからだろーがよ』(なりきりボケ)
矢作『お前だけ飛車持ってても王手できねーかんな』
小木『気持ちよ気持ちそいうね、王の座をいつでも狙ってるっていう気持ちがいいのよ』(なりきりボケ)
矢作『そう?』
小木『心構えが大切なわけ』(なりきりボケ)
矢作『いや日本王国じゃねーから、絶対王にはなれねーんだけど』
小木『ああ、そう』
矢作『ちがうんだよなー、お前武器使うじゃん』
小木『まぁね』
矢作『俺の知ってる護身術なんか素手でくんだよな』
小木『ああ、はいはい』
矢作『なんかいったら、ぱっと取られたりしてさ』
小木『なるほどね』
矢作『そいうの知らないの?』
小木『うんうん、ある、そういうのもあるよ』
矢作『あ、そういうのいい』
小木『なんか、そういうやつね。じゃあ、いいよ』
矢作・小木『(お互い構える)』
矢作『これ、殴りに行った時とかに、いい?』
小木『うん』
矢作『できる?』
小木『はいはい。いいよ、じゃあ、きて、どこだって』
矢作『いくよ?』
小木『いいよいいよ』
矢作『(小木にビンタ)』(動きボケフリ)
小木『さ!さ!さ!(矢作の後ろにまわり)せーの!は!(矢作の背中にのり、両腕をつかむ)(暴走ボケフリ)おらー!こらー!この野郎!え、このコラ』
矢作『あ!』
小木『えーコラ!前世が生ごみの癖によー!オラー!この野郎!一人の女も愛せねーくせによ!オラー!前立腺ばっか求めやがって!あーオラー!』(キレボケ)
矢作『痛い!』
小木『(解放)どうだお前』
矢作『あー、あー、言いたいこといっぱいあんだけどよーお前』
小木『なに?』
矢作『お前最初、俺、あたったよな?』
小木『うん』
矢作『いいの?あれ』
小木『あれは、いいのいいの。俺見えないからさ、ああいうのはあたっていいの』(動きボケ)
矢作『いいの?』
小木『うん。あたっていいの。見えないもん』(動きボケ)
矢作『そのあと、お前とってこうすげー技やったよな』
小木『はいはいはい』
矢作『お前、せーのって言ったよな』
小木『そーね』
矢作『かなり俺が協力的じゃないと無理だよな、あれ』(暴走ボケフリ)
小木『うーん、まぁ、あそこまでの大技ですから、協力なくしてはできませんからね』(暴走ボケ)
矢作『いいの?』
小木『言っていいでしょ、あれは。言いましょ』
矢作『これ護身術だよな?』(裏切りボケフリ)
小木『うん』
矢作『俺、上に乗っかられてすげー罵倒されたんだけどよ』(裏切りボケ)
小木『ああ』
矢作『いいの?ああいうの』
小木『まぁ、いいんじゃないの、あそこまでされてる訳だから、言葉の暴力も』(言葉遊び)
矢作『お前すげーこと言ってたよな、なんか』
小木『なに?』
矢作『お前、前世がごみ虫、ごみ』
小木『生ごみ』(失礼ボケ)
矢作『生ごみか、命くれよ命』
小木『まぁまぁまぁ』
矢作『お前最後、前立腺ばっか求めやがって、お前それ誤解だかんな』
小木『まぁ、見た目で言った、見た目で』(失礼ボケ)
矢作『お前じゃあ、ホントに、あれ、こうやって対処するつもりなの?』(裏切りボケフリ)
小木『ううん、俺いつもスタンガン持ち歩いてるから』(裏切りボケ)
矢作『なんだお前いい加減にしろ』