相席スタートの『プロフィール』
結成年月:2013年 02月
左:山﨑ケイ(やまざきけい)
性別:女性
生年月日:1982年06月13日
身長/体重:163cm /63kg
血液型:B型
出身地:千葉県 柏市
趣味:旅行/食べ歩き/料理/他人の恋愛の悩みを解決する事
特技:料理(お酒のあて・冷蔵庫にあるもので料理)/恋愛・人生相談
出身/入社/入門:NSC東京校 13期生
Twitter:kbbyky右:山添寛(やまぞえかん)
性別:男性
生年月日:1985年06月11日
身長/体重:182cm /68kg
血液型:O型
出身地:京都府 左京区別当町
趣味:COCO壱番屋(カレー)/空手/フットサル/銭湯巡り
特技:COCO壱番屋の今のお腹に合わせたカレーとトッピングを選べる、新大久保にいるイケメン韓国人が影で言ってそうモノマネ
出身/入社/入門:NSC東京校 14期生
Twitter:yamazoe0611
笑いの分類『知的な笑い』/サゲの分類『合わせ』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
漫才 『書き起こし』と『ボケの種類』
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山添:お隣よろしいですか。
山﨑:どうぞ。
山添:相席スタートです、お願いします。
山﨑:ちょっと自慢して良い。
山添:何か良いことあったんすか。
山﨑:私この前すっごいタイプの人に、「ケイちゃんって野球で言ったら振ってまう球やな」そう言われたのよ。(自虐ボケフリ)
山添:とりあえず関西の方なんですね。
山﨑:どうしよっかなって。
山添:ケイさん、野球のことあんまり分かってへんだと思うんですけど、振ってまう球って、実はボールって言う意味なんです。
山﨑:そうよ。
山添:知ってたん。ボールで良いんですか。
山﨑:ボールも振っちゃったらストライクでしょ。(自虐ボケ)
山添:カウント上はそうか。
山﨑:何なら普通のストライクよりも私良い球じゃない。(自虐ボケ)
山添:それはないですよ。「振ってもうた」って後悔されるんですよ。嫌でしょ。周りからも「何であんな球振んねん」っていろいろ言われたりするんですよ。
山﨑:違うんだよな。「振ってもうた」の言い方が。
山添:言い方?
山﨑:だから「振ってもうた」じゃなくて、「くっそー。振ってもうた」なんだよな。(自虐ボケフリ)
山添:何を言うてるんですか。
山﨑:分かんない?じゃあバット持って立ってみ。合コンだと思って。ほら構えて。
山添:合コンやと思って?
山﨑:ピッチャー第1球投げました。すごい美人、職業はモデル、その上なんと気配りまでできる。ズバン、ストライク。
山添:なるほど、そういうことですね。
山﨑:完全に振り遅れてましたね。
山添:球のスピードが速かったっすね。
山﨑:あの球打てるのは青年実業家かIT起業の社長クラスかと思いますが。(失礼ボケ)
山添:でも振るって言うことで、意思表示はできたんで。
山﨑:次頑張ってください。ピッチャー投げました、この子も可愛い。しかもノリが良くて話も合うぞ。
山添:これや。
山﨑:元カレの名前のタトゥーが入っているカキン。(リアルボケ)
山添:やってもうた。
山﨑:ファール。
山添:危ない。
山﨑:良い球かと思われましたが。
山添:途中でコースが変わりましたね。
山﨑:さあ山添選手早くもツーストライクで追い込まれています。ピッチャー投げました。これはすごい、ぽっちゃりの域を超えている。自称サトウシオリ似と言っているが、それはただ髪が短いだけだ。ブスン。(言葉遊び)
山添:ブスン?
山﨑:ボール。
山添:変わった音がしましたね。
山﨑:手を出しませんでしたね。
山添:僕にも選球眼と言うのがあるので。
山﨑:なるほど。ピッチャー投げました。年は適齢期を過ぎた頃か。「今日はこの合コンに結婚相手を探しに来ました」初対面からアピールがすごい。ズバン、ボール。いや危険球でしたね。おっと山添選手、幹事を睨んでいます。(顔ボケ)
さあここは気を取り直して、ピッチャー投げました。この子は可愛い。「ごめんなさい、私彼氏が居るんです」まさかの彼氏持ち。ズバン、ボール。人数合わせによる暴投が続きますね。おっと。
山添:居ても「おらん」って言うのが合コンのルールやろ。(リアルボケ)
山﨑:山添選手の声が場内に響いています。さあカウントはツースリー。山添選手、今日は何としても女の子と一緒にホームに帰りたい。(言葉遊び)
山添:上手いこと言うな。
山﨑:ピッチャー投げました。可愛くはない。しかし時間なのか酒なのか妙な色気を放っている。おっと、ちょっと屈んで谷間が見えたぞ。終電まではあと少し、すると彼女が耳元で言った。「さっきからこれ、山添さんにだけわざと見せてるんですよ」(自虐ボケフリ)
山添:あー。
山﨑:ズバン、ストライク。
山添:振ってもうた〜。この球か。
山﨑:今のはどう見てもボールだったと思いますが。(自虐ボケ)
山添:最初は振るつもりなかったんです。
山﨑:もっと球をよく見るべきでは。(自虐ボケ)
山添:ここ立たんと分からないです、それは。
山﨑:何であんな球に手出したんすか。(自虐ボケ)
山添:今どんな気持ちで言うてんの。自分の球じゃないんすか、それ。
山﨑:これが振ってまう球。振ってもうたけど、何か嫌な感じじゃなかったでしょ。
山添:まあね。でも振ってまう球って一夜限り感すごかったですよ。
山﨑:一夜で終わるかどうかは私の球のさばき方次第でしょ。(言葉遊び)
山添:やかましいわ。お席外さしていただきます。どうもありがとうございました。