バカリズム『プロフィール』
名前 本名:升野 英知(ますの ひでとも)
生年月日 1975年11月28日
出身 福岡県田川市
学歴 日本映画学校俳優科(97年卒業)
サイズ 身長165㎝ 体重 60㎏ B95㎝ W80㎝ H95㎝ 足25.5㎝
趣味 ゲーム 特技 イラスト
血液型 A型
Twitter:BAKARHYTHM
笑いの分類『情的な笑い』/サゲの分類『へん』
【関連】笑わせ方の根底にある「緊張の緩和」と「笑いの分類・サゲの分類」
ピンネタ『書き起こし』と『ボケの種類』
【関連】ボケの種類 18種
『なあ、俺たちって友達だよな?なにがあっても友達だよな?』
『実はさ、お前に言わなければいけないことがあって。ああ。今まで黙ってたけど。実は俺、リア充なんだ。』(なりきりボケフリ)
『ああ、充実しちまってるんだ。リアルが。ごめんな今まで黙ってて。』
『ああ、リア充だ。本当だよ。その証拠にまず俺には彼女がいる。ああ、しかもモデルの子だ。どうやってって?普通に。いや、合コンとかじゃなくて普通に。うん。紹介とかじゃなくて普通に。』(なりきりボケ)
『それだけじゃない、俺は休日になると仲間たちとバーベキューに行ったりもする。ああ、那須に親父が持ってる別荘があって、そこに泊まっている。』 『男女のグループに決まってるだろう。リア充だぞ。』(失礼ボケ)
『一緒に行くのは同世代の仲間たちだ。西麻布に行きつけのバーがあって、そこでなんとなく知り合った仲間だ。ミュージシャンだったり、デザイナーだったり、クリエイターだったり。
性別や職業は違うけど、なんて言うかこう、同じ価値観を持った仲間たちだ。』
『パーティーもしょっちゅうやってる、もちろんクラブを貸し切って。』(リアルボケ)
『ああ、これ俺のインスタグラム。下にスクロールしたら出てくるから。あ、それは去年のハロウィン。それは去年のクリスマス。それは今年の正月。マレーシア。彼女と。』(なりきりボケ)
『他にも俺はDJもやるし、ボルダリングだってやる。スタバでマックも開く。普段は第3ボタンまで開けているし。お札も金具で留める。握手もこうやってやる。』(リアルボケ)
『典型的なリア充。ごめんな今まで黙ってて。実を言うと最近まで気づかなかったんだ。自分がリア充だってことに。本当だよ。』
『お前には分からないかも知れないけど。リア充っていうのは自覚がないものなんだ。だってそもそもリア充なんて言葉は、非リア充が考えたひがみの表現だろ。
俺たちリア充は自分たちのことをリア充だなんて言わない。だって、これが当たり前だと思ってるから。』
『だけど、お前と話してるうちに、「アレ」って思うようになったんだ。
「俺こいつとはなにかが根本的に違う?」って。』(失礼ボケ)
『それから俺は、お前がいつも親の仇のように死ねって言ってるリア充について調べてみたんだ。』(失礼ボケ)
『それでやっとわかったんだ。「あ、俺、リア充なんだ」って。そしてお前が非リア充だってことに。』(失礼ボケ)
『確かにお前には彼女もいないし。友達も極端に少ない。家からはほとんど出ないし、クリスマスやハロウィンに対する憎悪が半端ない。そして、なによりお前は、童貞だ。』(失礼ボケ)
『俺たちとは明らかに住む世界が違った。だけど、俺はお前とはリア充と非リア充の垣根を超えた、本当の友達だと思っている。だから、こうやって打ち明けた。』
『そんなこと言わないでくれよ。あいつらのことを悪く言うのはやめてくれ。そら、確かにあいつら、いつまで経ってもガキみてぇだし、バカな奴らだけど、あいつら友達思いの本当に良いやつらなんだ。』
『その証拠にあいつら先月、俺の誕生日を盛大に祝ってくれたんだ。ああ、驚いたよ。クルーザー貸し切ってさ。みなとみらいでナイトクルージングパーティーをやってくれたんだ。あれは一生忘れられない思い出だよ(リアルボケ)。
だから、あいつらのことを悪く言うのはやめてくれ。』
『じゃあ言わしてもらうけど。お前にリア充の何がわかるって言うんだよ。何も知らないくせに。お前たち非リア充は無条件で忌み嫌う。そもそも俺たちリア充がお前たち非リア充になにか迷惑かけたか?』
『お前だって、リア充になれるチャンスがるあるんだったらなりたいだろ?なあ?脱出したいだろ?非リア充を。』(失礼ボケ)
『たまたま自分の置かれてる状況が恵まれてないってだけでな。何の罪もない恵まれてる奴らを、憎むなんてお門違いだ。そんなんだから、いつまで経っても非リア充なんだよ。』(失礼ボケ)
『お前が充実してないのはな。リアルじゃない、ハートなんだよ。』
『非リア充の辛さ?それは俺には分からないよ。じょあ逆に、お前にはリア充の辛さが分かるって言うのかよ。なあ?リア充の辛さが分かるっていうのかよ?』(失礼ボケフリ)
『リア充の辛さ?ないよ。ないに決まってんだろ、充実してんだから。』(失礼ボケ)
『泣いてんのか?なんで泣いてんだよ。泣きたいのはこっちだよ。もらい泣きだよ。』
『ごめん、ついカッとなって。だけど、これだけは言わしてほしい。お前が非リア充であろうと何だろうと。本当の友達だと思っている。だから、こんなリア充な俺だけど、これからも変わらず友達でいて欲しいんだ。』
『だけど、その様子じゃ無理だよな。そうだよな。了解ー』